「スノーピーク チタンシングルマグ300」をかんたんカスタムしてみました。
方法は、持ち手にシリコンチューブをつけるだけです。
たったこれだけの工夫で——、
- 取り回しのよさと安定感がアップする
- やけど防止になり、利便性が向上する
- 「あ、こいつキャンプ慣れしてるな」という雰囲気が出る
といった3つの恩恵が得られます。
シリコンチューブはホームセンターでも手に入るアイテムなので、ぜひ試してみてくださいね。
スノーピークのチタンシングルマグ300の3つの弱点
スノーピークのチタンマグ300は、2016年の自転車日本一周旅行のときからずっと愛用してますが、やっぱりおしゃれですね◎
ただ、このままだと以下の問題点があります。
3つの弱点
- 持ち手が細くてちょっと持ちづらい
- 持ち運ぶときにカチャカチャうるさい
- 熱い飲み物を注ぐと、取っ手が熱くなりやけどの危険性がある
自分で使うときはもちろんですが、キャンプに不慣れな方や子どもといっしょに使うことがある場合は、少しでもやけど防止の対策をして安全面に配慮しておきたいですよね。
取っ手にシリコンチューブをつけてあげるだけで、これらすべての問題を解決、または軽減することができます。
シリコンチューブでスノーピーク チタンマグ300をかんたんカスタム
用意するもの
内径4mmのシリコンチューブを用意します。僕はAmazonで耐熱シリコンチューブ(内径4mm × 外径6mmのもの)を購入しました。
おすすめの耐熱シリコンチューブは、モノタロウ製とAUTOMAX izumi製の2つですね。
MGJG-4.0(モノタロウ) | AUTOMAX izumi | |
内径 | 4mm | 4mm |
外径 | 6mm | 9mm |
長さ | 1m | 1m |
耐熱温度(℃) | -40〜200 | -50〜200 |
カラー展開 | 半透明 | レッド・ブルー・イエロー・オレンジ・ブラック |
耐熱温度にはほとんど差がないので、外径の違いやカラーバリエーションの好みで選びましょう。
僕はモノタロウ製のものを選びましたが、特にこだわりがなければホームセンターでもシリコンチューブが手に入ります。
AUTOMAX izumi シリコンホース 4mm カラー展開
取り付け方
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1シリコンチューブを任意の長さにカットする
取っ手を外してから、シリコンチューブを取っ手に当てがって長さを決めると失敗が少ないです。
スノーピークのチタンシングルマグ300の場合、適切なシリコンチューブの長さはおおよそ9〜11cmほどかと思われます。
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2取っ手を外す(これがステップ1のほうがいいかも?)
マグを裏返しにして作業するとやりやすいです。
2本とも取っちゃいましょう。
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3カットしたチューブに潤滑油をさし、軽く揉んでなじませる
潤滑油として使えそうなものを羅列してみました。ものによっては変な匂いや感触が残ってしまうかもしれないので、よく考えて選んだほうがよさそうですね。
潤滑油となりそうなもの一覧
水、せっけん水、食用油、食器用洗剤、除菌用スプレー、消毒用アルコールジェル、シリコンスプレー
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4チューブを取り付けたあと、余分な潤滑油を拭き取る
チューブを挿し込むのは、取っ手の上下どちらからでも問題ありません。曲がった部分が通しづらいので、潤滑油はたっぷり塗って、あとは勢いでGO!!
余分な潤滑油はティッシュで拭き取っておきましょう◎
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5マグに取っ手をつけたら完成
元通りに取っ手をマグにつけたら、作業は完了です。ちなみに、コーナーの角度が直角に近いほうの取っ手が上になります。
シリコンチューブによる改造の注意点
スノーピークのチタンシングルマグのメリットは「直火OK」という点ですが、マグを直火にかける場合は、シリコンチューブの溶解に十分に注意してくださいね。
いくら耐熱のシリコンチューブとはいえども、最高温度200度ぐらいまでしか耐えられないので。あ、チタン「ダブル」マグは、もとより直火ダメなので注意しましょう。
スノーピーク チタンマグのシングルとダブルの見分け方
ちなみにですが、スノーピーク チタンマグのシングルとダブルの見分け方は「飲み口部分」で判断することができます。
飲み口部分が凸となっている場合はシングル、スッとなっているときはダブルです。
まとめ
スノーピークのチタンマグは、とってもおしゃれで軽くて丈夫です。
「アウトドアのマグといえばコレ」というぐらい定番のアイテムなので、それだけに他の人と被ってしまうことも・・・。
ちょっとの工夫で自分なりにアレンジカスタムしてみると気分も変わっていいですよ◎ぜひ試してみてくださいね。
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