来るAI時代に備えて、最近はAIを使っていろいろな分野──特にこれから重要になってくるであろう+自分の興味のあるテーマ──を勉強することにハマっています。
数学を学ぶ理由とAIの理解
僕が数学を勉強し始めたのは、別に将来的にAI研究や開発がしたいわけではなく、あくまでAIというものの基本的な仕組みを知って、より効果的な、効率的なAI活用方法を自分なりに見出したかったからなんですよね。
ここ数日は、中学数学を中心に勉強していて、特にAIの分野と関係が深いらしい、微分積分(特に微分)、線形代数、統計・確率の初歩の初歩の初歩をYouTube+ChatGPTでやり直しています。
AIを使った勉強法
勉強と言っても、従来の詰め込み式のような暗記偏重型のDead boringな堅苦しいものではなく、本質やその背景、関連性、関係性を意識して、点ではなく線で繋がるような、楽しい勉強を心がけています。
AIで勉強するにも、プロンプト──というより、最初の取っ掛かりとなる基礎知識を知っておく必要はあるので、そこは書籍やYouTubeなどで拾っていくしかありません。
今は、YouTubeでいくらでも無料かつ高品質な教材がアホほどあるので、本当に良い時代。マジで学校行く意味が相対的に失われてきているな、とひしひしと感じます。
知識がつながる瞬間が面白い
──こうした勉強法を続けていると、割と高い確率で自分の興味のある分野同士が結びつき始めて、意外な発見や「なるほど!」という瞬間がスパークし始めるので、これも面白い現象だと思います。
今は実際にエビデンスとして提示されているわけではありませんが、AIとの会話、あるいはAIを活用することによって確実に人間の知能、特に前頭前野の機能拡張が起きている感覚があります。
AIと対話しながら学ぶことの意義
AIは、24時間いつでも対応してくれるし、何度同じことを聞いても怒らないし、途中で全然関係ないことを聞いてもしっかり答えてくれるので、喩えるなら超優秀なフルタイム家庭教師を月20ドルで雇っているようなもんなんですよね。しかもこいつ、自分の仕事も手伝ってくれるという。なにそれ、革命?
まあ例えば、数学の勉強をしていて、ふと「なんで数学では点を表すときPとかQを使うんだ──?」という素朴な疑問が出てきたとして、たぶん学校の先生に聞いたら「そういうもん」と詳しくは教えてはくれない。その点、AIであれば、コンテキストを保持したまま、しっかり答えてくれる。
AIの基礎を知ることで世界が変わる
そうすると、世の中で一般に言われているような、特にAIの知識を持たない層が言うようなことは、ほとんどが間違いであることが分かる。それが分かると、少なくとも何も知らないよりかは比較的正しい精度でこれからの時代にAIがどういった形で浸透していくのかが分かる。そして結果的に、「今、必要なものとそうでないもの」が見えてくる。
まとめ:AI時代の学び方とは?
特にAIの基本構造なんて数学だけで動いていると言っても過言ではないので、中学数学のやり直しだけでも相当な気付きを得られると感じています。まだ初歩しか勉強していませんが、それだけでも世の中のAI関連のニュースがより面白く、分かりやすくなりました。
正直、文系脳の僕にとっては数学の勉強は知恵熱が出るほど難しいものではありますが、自分の興味のある物理や化学、人工知能の分野と絡めて勉強する分には、むしろ非常に興味深く面白いものです。
ちなみに、中学数学のやり直しで一番最初に見た動画。これが無料ってどうなっているんだ、現代。