2017年の夏、埼玉県狭山湖付近にあるとされる「地図にない場所」がTwitterで話題になりました。
自転車でこの場所を訪れた2人組の男性が奇妙な体験をし、Twitter上で「ここには立ち寄るな」との注意喚起をしたのです。
この噂の真偽を明らかにすべく、筆者は実際に現地に赴き、検証を行ってきました。
詳しくは「行ってはいけない地図にない場所?埼玉県狭山湖付近の検証まとめ」で書いていますが、結論として「地図にない場所」は未発見のままです。
──ただ。
地図にない場所付近の山道を歩いているとき、何気なく動画を撮影してたのですが、そこに奇妙なものが映ってまして。
数秒前には何なかったのに、次の瞬間には謎の赤いものが浮いているんですよね。なんでしょうね、これ。
注意事項
本記事は狭山湖付近の探索を助長するものではありません。地元の方たちに迷惑がかかるような行動は控えるようにしてください。「ぶどう園」は無関係です。また、本記事の内容およびリンク先から、いかなる損失や損害などの被害が発生したとしても、当ブログでは責任を負いかねます。ご了承ください。
浮かぶ赤いもの
撮影した動画はいっさい内容を確認せずにTwitter上に投稿したのですが、動画を見た方から"ある指摘"がありました。
動画の最後に写っている「赤いもの」はなんですか?
言葉で説明するよりも実際に見ていただいたほうが早いと思うので、さっそく有志の方から寄せられたキャプチャ画像をご覧いただきましょう。
問題となった動画はこちらです。
山道を歩いてますムービー。心霊的な怖さはないんですけど、ちょっと不気味な雰囲気ですね。道路はボッコボコだし、山側はまるっとフェンスで覆われてるし。車も人もすれ違いません #狭山湖 #検証し隊 pic.twitter.com/oN46tgJeyS
— あめのは@10月からフィリピン留学 (@ameyohure) 2017年8月6日
「赤いもの」が映り込んでいるのは、動画の終盤「1:12〜1:14」あたりです。
分かりやすく円で囲ってみます。
何やら「赤く長細いもの」が浮いていますね。
これが──。
だんだんと大きくなっていることが分かります。
「赤いもの」が写っていたのはわずか1秒ほどで、前後のシーンでは確認できませんでした。
Q.人なのではないか?
動画を撮影しているとき、車や自転車、歩いている人とすれ違うことは一度もなかったです。
人かどうかの判断はこれだけだと難しい気もします。何かが浮いているようにも見えますし、仮に人だったとしても顔、もしくは頭が白い──。
布切れや紙が浮かんでいるとも考えづらいですし、看板のようなものもありません。正直、この件にはこれ以上関わりたくありません。今も鳥肌が立ちっぱなしです。
Q.変な音がするけど?
『変な音が聞こえるんだが?』という意見も寄せられましたが、撮影中、たしかに妙な音を聞いたのを思い出しました。
0:52に電子音のような音が鳴っているのが分かりますでしょうか?
カメラを右に振っていることが確認できるかと思いますが、電子音らしき音はフェンスの向こうの山中から聞こえたんですよね。
ゴミの不法投棄を防止するために監視カメラも設置してあるようなので、その音である可能性が高いかと思われますが。ただ、この通りに監視カメラはなかったはず──。
心霊スポットとはまた違う雰囲気
今まで数々の心霊スポットに足を運んできた者として思ったのは、この「地図にない場所」は心霊スポットとはまた異なる雰囲気を持っているということです。
なんとなく気持ちが悪い場所であることには変わりありませんが、普通に人は暮らしていますからね。
変人が住む場所の付近が奇妙だという情報も寄せられましたが、こちらから刺激しなければ特に問題が起きることはないかと思われます。
いずれにせよ、ここに近づくのはやめておいたほうがいいです。
実際、僕のTwitterアカウントにも複数の注意喚起がありました。
「道は存在するよ」
「昔から有名な場所」
「あそこには立ち寄るな」
自転車で日本を旅して回っていて思ったこと
僕は今年の4月から自転車で西日本を旅していました。100日ぐらい。
その間にも思いましたが、確かに「なんとなく気持ち悪い場所」は存在しますよ。
それが磁場の影響なのか、気温や湿度、周りの環境のせいなのかはわかりませんけど。
雰囲気がなんとなく重かったり、気配や視線を感じたり、テントの周りをぐるぐると廻っているような足音が聞こえたり。
頭では「気のせい」ってわかっていても、いざそういう場所に入ってしまうとすべてが心霊現象のように思えてきます。
怖い思いをしたくなければ、そのような場所に近寄らないことが大切。
まとめ
これまで僕は、自転車で旅をしながら日本の心霊スポットを巡ったり、海外の心霊スポットにも足を運んだりもしてきました。
ひとついえることは、気持ちの悪い場所や居心地の悪い場所は確かに存在するということです。
地場の影響なのか、気温や湿度の関係なのか、周囲の環境から発せられる特定の周波数なのかは分かりませんが、そういう場所では大小さまざまな異変が起きます。
怖い思いをしたくなければ、そういった「何かおかしい場所」に立ち入らない、近づかないことが大切です。
動画検証の結論としては、
赤いものが浮いているのは分かったけど、正体は不明
ですね。撮影しているときにもまったく気がつきませんでしたし。
しかし僕という人間はつくづく「赤」という色に縁があるようですね。ひとりかくれんぼのときに見た大女も赤でしたし、小学生の頃に遭遇した女も赤いワンピースを着ていました。
そんな経験があったからか、個人的に赤という色は恐怖の対象になってます。──おっと、今着ているTシャツも赤でした。いったいなんの偶然なのか──。
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