【人形】ひとりかくれんぼで使用した4体のぬいぐるみを紹介する

あなたは、ひとりかくれんぼを知っていますか?

ひとりかくれんぼは、日本の近代怪談のひとつであり、大型掲示板「2ちゃんねる」を発祥とする都市伝説です。

「自分で作成した人形(ぬいぐるみ)と家の中でかくれんぼをする」というものなのですが、実行することによってさまざまな怪奇現象が起こると言われています。

僕は過去に2回、ひとりかくれんぼを実行した経験があり、その際に「4体のぬいぐるみ」を使用しました。

通常、1回のひとりかくれんぼで使用するぬいぐるみは1体です。──そう、つまり、2体以上の、複数のぬいぐるみを使ってひとりかくれんぼをしたこともあるのです。

僕にとって、彼らは「ひと夏の思い出を一緒に作った友人」という感覚でもあるので、この機会にぜひ紹介させてください。

ひとりかくれんぼについて詳しく知りたい方は、まず初めにひとりかくれんぼをガチでやってみた体験談まとめをご覧ください。

注意

掲載された情報に基づいてなされた判断により発生したいかなるトラブル・損失・損害についても、一切責任を負いません。ご了承ください。

ひとりかくれんぼの基本情報

ひとりかくれんぼの基本的な情報をまとめています。もう知ってるという方は、ぬいぐるみの詳細プロフィールまでジャンプしてください。

1時間目「ぬいぐるみを準備しよう」

  1. ぬいぐるみの綿を抜き、を詰め、を入れよう
  2. 赤い糸で縫いつけ、その後、ぬいぐるみを糸でぐるぐる巻きにしよう
  3. 名前をつけよう(自分の名前はNG)

ぬいぐるみの準備は以上で完了になります。あとは、コップ1杯の塩水と、カッターや包丁などの刃物を用意してね。

2時間目「かくれんぼスタートだよ」

  1. 深夜3時になったら、ぬいぐるみに「最初の鬼は◯◯(自分の名前)だからね」と3回言おう
  2. 風呂場に行き、水を張った浴槽にぬいぐるみを沈めよう(完全に沈めてね)
  3. 家中の明かり・照明を消して、テレビだけつけておこう(砂嵐の画面にしておいてね。音量はON・OFFどっちでもいいよ)

テレビがない場合は、PCやスマホでも代替可能です。試したことはありませんが。

3時間目「ぬいぐるみを探しに行こう」

  1. 目を瞑って10秒数えるよ(声は出しても出さなくてもOK)
  2. 準備しておいた鋭利な刃物を持って、探すフリをしながらぬいぐるみを見つけよう(まっすぐ風呂場に向かっても大丈夫だよ)
  3. ぬいぐるみのところまで行ったら、「△△(ぬいぐるみの名前)見つけた」と言って、ぬいぐるみを刃物で刺すよ(叫び声が聞こえても幻聴だから安心してね)
  4. 「次は△△が鬼」と言い、ぬいぐるみを風呂場に放置しよう

4時間目「見つからないように隠れてね」

  1. 押入れなど、ぬいぐるみに見つからないような場所に隠れよう(塩水は絶対に忘れちゃダメだよ)
  2. 心霊現象・怪奇現象が起きるまでひたすら隠れよう(2時間以内には終わらせよう)

放課後「ひとりかくれんぼを終わらせよう」

  1. 塩水を少し口に含んで、隠れていた場所から出よう(何を見ても塩水は噴き出さないでね)
  2. ぬいぐるみを探そう(きっと風呂場にいるはずだよ)
  3. コップの残りの塩水、口に含んだ塩水、の順にぬいぐるみにかけよう
  4. 「私の勝ち」と3回いえば終わりだよ。おつかれさま

絶対に守るべきルール

  1. 家からは絶対に出ないでね
  2. テレビ以外の明かりはつけちゃダメだよ。暗くて危ない場合は懐中電灯を使おう
  3. 塩水は常に自分の近くに置いておこう
  4. 隠れているときは静かにしよう(見つかっちゃうよ)
  5. ひとりでやってね。同居人・ペットがいる場合、悪響が出る危険性があるよ
  6. 異変を感じたらすぐに中断しよう(終わらせる手順は絶対にやってね)
  7. 使用したぬいぐるみは必ず焼却処分される形で処理してね

詳しい手順などは、ひとりかくれんぼのやり方とルールをご参照ください。

4体のぬいぐるみプロフィール

ひとりかくれんぼがどういったものなのか、なんとなく掴めましたでしょうか?

それでは、この物語の登場人物、4体のぬいぐるみのプロフィールを見ていきましょう。

FILE No.1「モンチッチ」

モンチッチ

その名の通り、モンチッチです。この物語の主人公と言っても過言ではない存在です。

ガチャピンのコスチューム

ガチャピンのコスチュームを着ており、物語が進むにつれて、動物の肉片などでコーティングされていきます。

作成後もすぐに使用されることなく、僕と数日の間、行動を共にしていました。

その後、サンジのキーホルダーとドッキングされ、新たなぬいぐるみFILE No.4「モンジ(モンチッチ+サンジ)」に究極進化します。

このとき、すでに装備品類は腐り始めており、とてつもない悪臭を放ちながら、異様な雰囲気を醸し出していました。

モンチッチに入れたもの(強化装備含む)

  • 両手両足の爪
  • 毛髪(切れ毛)
  • 体毛数本(縮れ毛)
  • 少量の鼻クソ
  • 唾液と体液
  • 少量の血液
  • 動物の肉(豚肉と鶏肉のハイブリッド)

FILE No.2「ドコモダケ」

ドコモダケ

家族全員がauだったにもかかわらず、なぜか自宅で発見された「ドコモダケ」のぬいぐるみです。

昼間に実行したひとりかくれんぼの際に使用され、炊きたてのご飯(あきたこまち)が体内に入れられていました。

売れ残った花火でお焚き上げされた、という異色の経歴を持ちます。

ドコモダケに入れたもの

  1. 炊きたてのご飯(あきたこまち)
  2. 体毛数本(縮れ毛)
  3. 少量の鼻クソ

FILE No.3「ウコック」

かわいいコックさん

「ウコック」は、消しゴムをベースとして、顔は釣りウキ、手は爪楊枝、足は画鋲(押しピン)で作られている、自作のぬいぐるみです。

名前の由来は「釣りウキ+かわいいコックさん=ウコック」から来ています。

米や爪は、釣りウキと消しゴムをくり抜いて投入されており、体にはカチカチに干からびた肉ターバン野口が装備されています。

ターバン野口

ウコックに入れたもの

  • 米(’消しゴムをくり抜いて詰めている)
  • 爪(米と同様の方法で搭載)
  • 体毛数本(縮れ毛)
  • 両手両足の爪
  • カチカチに干からびた肉
  • ターバン野口(股間)

FILE No.4「モンジ(モンチッチ+サンジ)」

モンチッチ
サンジ

FILE No.1の「モンチッチ」の股間に「サンジのキーホルダー」が装着された、究極完全体のひとりかくれんぼ用ぬいぐるみです。名前の由来は「モンチッチ+サンジ=モンジ」から来ています。

両手両足の爪や、数十本の体毛、唾液や血液といった体液、豚肉、鶏肉などが装備されているため、とてつもない悪臭を放っており、悪魔のごとく、禍々しい姿と化していました。

持っているだけで不幸がつきまとうという特殊能力が備わっているため、特級呪物として認定されています。

「モンジ」は、FILE No.3「ウコック」と共に、複数のぬいぐるみを使ったひとりかくれんぼに登場します。

まとめ

  1. モンチッチ
  2. ドコモダケ
  3. ウコック
  4. モンジ(モンチッチ+サンジ)

以上の4体が、僕の「ひとりかくれんぼ体験談」の登場人物たちです。ちなみに、みんなオスです。アーッ!

あの夏は、この子たちと、僕との「壮絶なかくれんぼバトル」が日夜、繰り返されていたのです──。

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