【体験談】これまで実際にやった降霊術まとめ【自己責任】

この記事では僕が実際に行ってきた降霊術の体験をまとめています。

降霊術のやり方やその方法も掲載していますが、記事の内容を閲覧、または実行したことによって引き起こされた災いや体調への悪影響などには、一切責任を負いかねます。

降霊術とは?

降霊術(こうれいじゅつ)は、占いの目的のために亡者の霊を呼び寄せようとする魔術の形態である。

降霊術 - Wikipedia

降霊術(英語:necromancy; spiritism; spiritualism)とは、亡者や死霊・生き霊・悪魔・天使・神仏などを呼び寄せる、もしくは自分の身体に憑依させる術のことです。

心霊体験や恐怖体験が目的の場合もありますが、基本的には、この世のものではない存在を呼び出し、お願い事をしたり、お悩み相談をしたり、占ってもらったりする目的で行われます。

口寄せも降霊術の一種

日本では口寄せを行う「イタコ」が有名ですね。口寄せも降霊術の一種です。

イタコは、日本の北東北(東北地方の北部)で口寄せ──神仙や死者・行方不明者の霊などを自身に乗り移らせてその言葉を語ること──を行う巫女のことであり、巫の一種。シャーマニズムに基づく信仰習俗上の職である。

南東北(東北地方の南部)においては、旧仙台藩領域(岩手県の南側約1/3と宮城県)でオガミサマ、山形県でオナカマ、福島県でミコサマと呼ばれる。福島県・山形県・茨城県ではワカサマとも呼ばれる。

イタコ - Wikipedia

イタコは口寄せを用いて、霊の声をそのまま伝えたり、未来予知、心の透視を行います。

死者の霊を呼ぶほかに、現世に生きている人間の霊──生き霊──、中には神仏の霊までをも呼び出せることができるイタコもいるのだそう。

口寄せの種類

  • 神口:ご神霊を身に憑依させる儀式
  • 仏口:死後の霊界から成仏した霊を呼び出して憑依させる儀式
  • 生口:まだ死後間もない霊や、生き霊などを口寄せする儀式

これまでやってきた降霊術まとめ

ひとりかくれんぼ

ひとりかくれんぼ──または、ひとり鬼ごっこ──とは、降霊術の一種であり、自分自身を呪う術という説もある危険な遊びです。

YouTubeや2ちゃんねるなどのネット界隈ではかなり有名な話なので、もしかすると聞いたことがあるかもしれません。

2006年4月に大型掲示板『2ちゃんねる』のオカルト板にひとりかくれんぼの詳細な方法が掲載され、実行した人たちがさまざまな怪奇現象に遭遇したといわれています。

浮遊霊や成仏できていない霊などは「実体」を求めるとされています。ひとりかくれんぼは、ぬいぐるみ──人形──を媒体として霊を乗り移させること──憑依──を目的とした降霊術といえます。

ひとりかくれんぼのやり方

具体的な方法は、以下の通りです。

  • 綿を抜き、米と自分の身体の一部──髪の毛や爪など──を入れたぬいぐるみを用意する
  • 深夜3時になったら、ぬいぐるみに自分が「鬼」であることを宣言する
  • 家中の明かりをすべて消し、テレビ──またはそれに近いもの──だけをつけておく
  • 目を瞑って10秒数えたら、包丁もしくはカッターナイフを持ちながらぬいぐるみを探す
  • 浴槽にいるぬいぐるみを見つけたら、刺す
  • ぬいぐるみに「次はあなたが鬼」と宣言した後、どこかに隠れる
  • 心霊現象、怪奇現象が起きるまでひたすら隠れて待つ

詳しくは「ひとりかくれんぼをガチでやってみた体験談」にてまとめています。

ひとりかくれんぼを実際にやってみた結果

ひとりかくれんぼを実際にやってみた結果、「身長5mの赤い大女」と「おちょなんさん(漫画『不安の種プラス』に登場する謎の存在)」の召喚に成功しました。

赤い大女は、家の玄関に"く"の字に身体を曲げて佇んでいました。玄関の天井に腰がつくほどの大きさだったので、身長は5mほどはあったかと思います。

無数の手とおちょなんさんもいました。

過度の恐怖心から来る幻聴や幻覚の類だったのか、本当に降霊してしまったのかは謎ですが、心身に悪影響を及ぼす危険性があるため実行はおすすめしません。

当時、大型掲示板「2ちゃんねる」でひとりかくれんぼ実況をしていたときの体験談アーカイブも別記事にまとめています。長編です。

【降霊術】ひとりかくれんぼで身長5mの赤い女を召喚してしまった件

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【本当にあった怖い話】ひとりかくれんぼの2ch実況中に起きた心霊現象

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コックリさん(狐狗狸さん)

コックリさん(狐狗狸さん)とは、西洋の「テーブル・ターニング(Table-turning)」に起源を持つ占いの一種。机に乗せた人の手がひとりでに動く現象は心霊現象だと古くから信じられていたが、科学的な見方では意識に関係なく体が動くオートマティスムの一種と見られている。

コックリさん

知名度だけでいえば、キングオブ降霊術の座にふさわしいともいえるのが「コックリさん」ですね。

狐狗狸さんとも表記される通り、狐などの低霊級を呼び出し、お告げを聞くという降霊術です。1970年代には日本中でコックリさんが大流行し、社会現象にまで発展したそうです。

コックリさんを遊び半分でやって精神的におかしくなった、または取り憑かれた、はたまた入院しているという噂もあるようですが、真偽のほどは定かではありません。

コックリさんは、

  • 守護霊さま
  • キラキラさま
  • エンジェルさま
  • キューピッドさん

など、さまざまな名前や形に姿を変え、現在でも小中学生の間で密かに遊ばれているのだとか。

なぜコックリさんとキューピッドさんだけ「さま」じゃなく「さん」なのか、という謎に関しては一切不明です。

コックリさんのやり方

以下のものを用意します。

  1. 白い紙
  2. 文字を書くペン
  3. 十円玉
  4. 紙を置き、人で囲めるぐらいのテーブルや台など(地面でも可)

白い紙の中央に「鳥居」を書き、その左右にそれぞれ「はい」と「いいえ」を配置、その後、五十音表と0~9の数字を記入すれば文字盤の完成です。

  1. 文字盤が書かれた紙を机の上に配置する
  2. 2~3人で机を囲み、鳥居の位置に10円玉をセットする
  3. 全員の人差し指を10円玉の上に置き、コックリさんを呼ぶ儀式をする
  4. 『こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら「はい」へお進みください』と話しかける
  5. 10円玉が動き始める
  6. 聞きたいことなどを質問をすると、その答えを10円玉が動いて示してくれる
  7. 質問が終了するごとに『鳥居の位置までお戻りください』とお願いして、鳥居の位置に戻す
  8. コックリさんを終了させたい場合は『コックリさん、コックリさん、どうぞおもどりください』とお願いする
  9. コックリさんが『はい』と答えた後、鳥居まで10円玉が戻ったら『ありがとうございました』とお礼をいって終了する

コックリさんの注意点は以下の通りです。

  • 一人でやらない
  • ふざけ半分ではやらない
  • 不安定な心理状況でやらない
  • 10円玉に置いた指は終わるまで決して離さない
  • 途中で止めない
  • こっくりさんが帰ってくれなくても、帰るまでお願いをすること
  • 文字盤はその日のうちに48つに細かく破り捨て、10円玉は3日以内に使うこと

コックリさんを実際にやってみた

注意書き箇所に「一人でやらない」と書いてあるものの、都合により単独での検証になりました。以下、実況です。

『コックリさん、コックリさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら「はい」へお進みください』
コックリさん『……』
『コックリさん、コックリさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら「はい」へお進みください』
コックリさん『…………』
『コックリさん、コックリさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら──』

10円玉、ピクリともしない。

降霊術で呼び寄せた霊とコックリさんをしたらどうなるか?

もしかすると、一人ではコックリさんが来てくれないのかもしれません。しかし今すぐに協力者を呼ぶことは難しい。

ということで、ほかの降霊術で呼び出した霊にコックリさんを手伝ってもらうことにします。

次項で紹介する降霊術で、コックリさんをともに行う協力者(霊)を呼び寄せます。

お憑かれさま

お憑かれさまとは、大型掲示板『2ちゃんねる』で一時期話題となった降霊術です。

270 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 01:06:31 ID:/Pg1Ijsw0
他スレの話だけど本当だったら洒落にならないと思う…

1 :本当にあった怖い名無し :2006/02/04(土) 01:10:27 ID:iGZ5enWl0
http://mimicute.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki-001/rakugakicg/n00051.jpg(リンク切れ)
絶対に見てはいけません

11 :1:2006/02/04(土) 01:18:59 ID:iGZ5enWl0
【画像を見てしまった人へ】
供養させて頂きますので、次の準備をして下さい。
コップ一杯の水を用意して下さい。
用意できたところで呼び出してください

17 :1:2006/02/04(土) 01:25:57 ID:iGZ5enWl0
>>14さん
では、供養します。

電灯の明かりを消してください。
消して頂いた時点から供養を開始します。
また、呼び出してください。

21 :1:2006/02/04(土) 01:29:17 ID:iGZ5enWl0
>>14さん
>>19さん
昇抜天閲感如来雲明再憎
昇抜天閲感如来雲明再憎
昇抜天閲感如来雲明再憎

271 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 01:07:02 ID:/Pg1Ijsw0
22 :1:2006/02/04(土) 01:30:38 ID:iGZ5enWl0
>>14さん
>>19さん

すぐにコップの水を飲んでください。

25 :1:2006/02/04(土) 01:31:59 ID:iGZ5enWl0
以上で供養は終了です。
邪念は取り払われました。
おつかれさまでした。

どうやら問題があるのは、どうやら画像のほうではなかったようです。

273 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 01:08:33 ID:/Pg1Ijsw0

507 :本当にあった怖い名無し :2006/03/12(日) 14:40:50 ID:Q1OlnP930
えっと
>>1
の画像は、実はなんも影響なくて、
問題なのは、
こいつがやらせた事がかなりやばい。

>>1
の言われるまま水を飲んだ奴、かなり大変な事になると思うよ。
なぜ供養という表現を使ったか、どうして水を飲ませたか、よく考えれば
とんでもない事させたという事が判るはず・・・

512 :本当にあった怖い名無し :2006/03/12(日) 23:03:29 ID:WiwdlDQwO
>>507
俺も思った

最初から読んでたらアレ、これって…って違和感を感じたが
これ、質悪い呪いの一種だろ

521 :本当にあった怖い名無し :2006/03/12(日) 23:32:57 ID:7RIyZzCiO
最初の方読んでみたけど
1か対処法つたえたあとの、「呼び出してください」という表現が妙に怖い
普通は呼んでください、だろ?呼び出せってなんなんだよ
あと、お経の言葉みたいな最後の「再憎」の文字が怖すぎる
どうみても供養の言葉には見えん
以上、なんの知識もない漏れの感想ですた

275 本当にあった怖い名無し 2006/03/22(水) 01:09:34 ID:/Pg1Ijsw0

536 :本当にあった怖い名無し :2006/03/15(水) 11:33:52 ID:s+PneE1NO
>>1のさ…供養終わった後の言葉
なぜおつかれさまですだけ変換されてないんだ?
他の言葉はきれいに変換してる人なのに…

「お憑かれ様です」だからじゃないのか……??

怖っ。

537 :507:2006/03/15(水) 14:29:20 ID:PxvmItRO0
あたり・・・

遅レスすまそ
風邪引いちゃってて、今日になってだいぶ楽になったからレスする事にした

えっと、簡単に言うと、コップの水にその辺りをうろついてる不成仏霊を呼び込んで
それを飲ませた。
だから、水を飲んだ人の中で運が悪ければとんでもない霊を水ごと体内に取り込んで
しまった可能性がある。

要はお憑かれって事・・・。

普通この手の水は御札を焼いた灰とか、オブラートに呪文を書いたものを水に溶かして
浄化してからじゃないと、危なくって飲んじゃいけないんだけど、
>>1
はわざと電気を消して、ヤバイものを呼び込ませたから、かなり危険。

お憑かれさまを実際にやってみた

掲示板を使って実行させてもらいましたが、特に何の変化もありませんでした。降霊に失敗してしまったため、霊とともにコックリさんを行う実験も断念せざるを得ませんでした。

お憑かれさまVer.2

お憑かれさまの派生系となる降霊術も試してみました。

以下のものを用意します。

  • 水の入ったコップ
  • メモ用紙程度の紙
  • 自分の体の一部(血が望ましいが、髪の毛や唾液などでも可)

お憑かれさまVer.2のやり方

  1. 窓を少しだけ開けておく
  2. 紙の表裏に五望星を書き、真ん中に平仮名で「きゅう」と書く
  3. コップに紙を小さく丸めて沈める
  4. コップに自分の体の一部を入れる
  5. コップを窓を開けた窓際に置く
  6. 部屋の電気を暗くし、AM3:00頃にコップの水を紙ごとすべて飲み干す(窓は必ず開けたまま)

終わらせ方はありません。

お憑かれさまVer.2を実際にやってみた

水道水をそのまま使うのもつまらなかったので、降霊術に使う水にもしっかりと霊気を注入しておくことにしました。次項でお話しする『月』という降霊術で使用した水です。

しかし結果は何も起こらずじまい。紙や髪の毛を飲み込むという体験も人生初でしたが、特に腹痛になることもありませんでした。人間すごい。胃袋すごい。

またしても「降霊した霊にコックリさんを手伝ってもらう」という目的は達成されませんでした。

月は、洗面器に水を張り、日付が変わる時刻に満月を写すと心霊現象が起きるといわれている降霊術です。

ベランダに水を張った洗面器を置き、スマホで時間をチェックしながら日付が変わる瞬間を待ちます。

時刻が切り替わるちょうどに洗面器の中央に満月が写り込むように調整し、待つこと5分──。

結果、何も起きませんでした。この後、この水は上項の「お疲れさまVer.2」に流用しました。

合わせ鏡

合わせ鏡(あわせかがみ)とは、2枚の鏡を合わせる(向かい合わせに配置する)ことである。

合わせ鏡 - Wikipedia

合わせ鏡もコックリさん同様、古くから伝わる降霊術とされています。

鏡同士を向かい合わせると、鏡の中からこの世のものではない何かが現れるとされていますが──。

さまざまな時間帯に合わせ鏡を試してみましたが、一度も心霊現象なるものは起きませんでした。

百物語

百物語(ひゃくものがたり)は、日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつである。怪談を100話語り終えると、本物の物の怪が現れるとされる。起源は不明だが、主君に近侍して話し相手を務めた中世の御伽衆に由来するとも、武家の肝試しに始まったとも言われている。

百物語 - Wikipedia

以下、寛文6年(1666年)の浅井了意による仮名草子『伽婢子(おとぎぼうこ)』などによる、伝統的な百物語の形式です。

  • 新月の夜に数人以上のグループで行う。場所はそのグループの誰かの家、3間の部屋を用いる(2間でもよい)。3部屋の配置はL字型になっていると望ましい。
  • 参加者が集まる部屋は無灯。その隣の部屋も無灯。いちばん奥まった部屋に100本の灯心を備えた行灯と、文机の上に鏡を置く。行灯には青い紙を張る。
  • 参加者は青い衣をまとい、帯刀せず入室する。その他の危険物も部屋からは除去する(魔よけのために刀を飾るという流儀もあったという)。
  • 怪談を1話かたり終えたら、手探りで隣の部屋を通って行灯のある部屋に行く。そこで灯心を1本引き抜いて消し、自分の顔を鏡で見、元の部屋にもどる。その間もグループは話を続けてよい。
  • ここで語られる怪談は、現在でいう幽霊や妖怪が登場する怪談ではなく、いわゆる不思議話・因縁話などでよい。

実行に際しては、怖い本で代用しました。コスト削減のため、100本のろうそくと参加者はなしです。

日付が変わると同時に怖い話を読み始め、ぶっ続けで100話を読み切りました。時間帯は午前3時を回った頃でしたが、特に不思議な現象はありませんでした。

ひとりにらめっこ

ここまで紹介した降霊術の中で、なんらかの異変が起きたのはひとりかくれんぼだけでした。

──が、もうひとつ「ひとりにらめっこ」と呼ばれる降霊術を実行したときにも、心霊現象に近い体験をすることに成功しました。

詳しい体験談は『満月の日の夜3時に実行した降霊術「ひとりにらめっこ」の体験談を語る』で書いています。

まとめ

以上、僕が今までに実際に行ってきた降霊術のまとめでした。

ほとんどの場合は単なる噂話でしかないと思われますが、まれに本物が紛れ込んでいる可能性もあるので実行にはくれぐれもご注意ください。