OpenAI CEOのサム・アルトマンは2025年1月26日 午前8:21にXを更新し、Plusユーザーに向けて、以下のように述べました。
わかりました、皆さんの意見を聞きました。
*プラス層では、1日あたり100回のo3-miniクエリが取得できます(!)
*できるだけ早くオペレーターをプラスレベルに引き上げます
*次のエージェントはプラス層で利用可能になります楽しむ😊
ok we heard y’all.
*plus tier will get 100 o3-mini queries per DAY (!)
*we will bring operator to plus tier as soon as we can
*our next agent will launch with availability in the plus tierenjoy 😊 https://t.co/w8sFsq6mI1
— Sam Altman (@sama) January 25, 2025
【要約】有料プラン加入者が「より多くのAI機能」を日常的に使いやすくなるアップデート
- 1日100回まで使えるAI「o3-mini」
→ 新しい小型AIを毎日100回まで利用可能(※従来より大幅な回数増) - 「Operator」機能の追加
→ 高度な操作ができる新機能「Operator」を導入予定 - 次世代AIエージェントのPlusプラン対応
→ 次にリリースする最新AIツールは、Plusユーザーも利用可能に
AIエージェントOperator、米ProユーザーへWebブラウザ操作機能を提供開始
次のエージェントとは?
サム・アルトマン「ごめん、ヒントはなしで」
no hints!
— Sam Altman (@sama) January 25, 2025
プロユーザーには何にもないのか?
サム・アルトマン「きっとo3 pro に満足してもらえるよ」
i think you will be very very happy with o3 pro!
— Sam Altman (@sama) January 25, 2025
感想
最初は"週"に100回の予定だったo3-miniが、なんと一日100回まで使えるようになったのは大きい。
1 週間あたり 100 件のクエリはどうですか?
how does 100 queries per week sound?
— Sam Altman (@sama) January 25, 2025
Plusユーザーのo3-mini使用回数に関する緩和、Operatorの早期追加、次世代エージェントの解放には、少なからず中国産LLM「DeepSeek-V3/R1」の存在が関わっているでしょうね。OpenAIだけでなく、米国のテック企業はDeepSeepのせいでめちゃくちゃ焦ってると思います。
- 中国産LLM「DeepSeek-R1」の何がそんなにヤバいのか?AGI(汎用人工知能)が"オープンソース"で公開される可能性
- 中国AIスタートアップ「DeepSeek」のせいでMetaがパニックモードらしい。中国産LLMが米国AI企業に激震を与えた背景とは
まだ2025年の1月というのが信じられません。本当に。今年はAIエージェントの年になると言われていますが、この調子だとそれすらも簡単に飛び越えていきそうな雰囲気が漂っていて、恐怖すら覚えますね。
ただ、面白いことに、AIの加速度的な技術進化を数%でも理解できている人は、まだまだ少数派です。なんとも奇妙な話です。