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【比較表】ジオラインとスーパーメリノウールどっちを選ぶべき?厚手か中厚手か問題も

寒い季節といえばアンダーウェア、アンダーウェアといえばモンベル、モンベルのアンダーウェアといえば「ジオライン」と「スーパーメリノウール」です。

そこで、

厚手と中厚手、どっちが使いやすいの?
ジオラインとスーパーメリノウールどっちを選べばいいの?

といった疑問について、持っている服の8割がモンベル製品という「モンベル信者」の僕が詳しく解説していきます。

ちなみに、モンベルのアンダーウェアは、

  • ジオラインのアンダーシャツとタイツを3セット(L.W.x1、M.W.x2)
  • スーパーメリノウールのアンダーシャツとタイツを1セット(EXP.)

を所持しており、それぞれ使用歴は3年以上です。

どちらも利便性、機能性ともに抜群なので、時と場合に応じて使い分けるとベストです。少々値段は張るものの、1セットずつ持っておいて損はありません。

ジオラインとスーパーメリノウールはこんな人におすすめ

ジオライン

  • スポーツを頻繁に行う
  • どちらかと言うと汗をかきやすい
  • アウトドアや運動が好き

スーパーメリノウール

  • 汗をあまりかかない
  • 暖房費を節約したい
  • 家でゆっくりしていることが多い

まとめると、

アクティブな人・・・屋外での使用が中心なら「ジオライン」

寒がりの人・・・屋内での使用が中心なら「スーパーメリノウール」

です。

【早見表】厚手か中厚手か?生地厚とおすすめの用途

モンベルのアンダーウェアは「ジオライン」と「スーパーメリノウール」の2つの素材で分かれており、それぞれ、

  • EXP./厚手エクスペディション
  • M.W./中厚手ミドルウェイト
  • L.W./薄手ライトウェイト

の厚さが選べるようになっています。

つまり、アンダーシャツを選ぶだけだけでも6種類の選択肢があるということです。

モンベルのアンダーウェアのラインナップの表1を参考に見てみましょう。

結論からいうと、運動好きならジオライン、寒がりならスーパーメリノウールがおすすめです。

スーパーメリノウールジオライン
主な特長発熱保温防臭速乾保温防菌・防臭
生地厚EXP./厚手エクスペディションM.W./中厚手ミドルウェイトL.W./薄手ライトウェイトEXP./厚手エクスペディションM.W./中厚手ミドルウェイトL.W./薄手ライトウェイト
おすすめの
用途
スノースポーツ
極地遠征
冬季登山
登山
スノースポーツ
バードウォッチング
日常生活
登山
ハイキング
旅行
日常生活
スノースポーツ
極地遠征
冬季登山
登山
アイスクライミング
スノースポーツ
登山
ウォータースポーツ
春・夏・秋
(気温:高い)
春・夏・秋
(気温:低い)
冬季

価格と素材(ヒートテックと比較)について

 スーパーメリノウールEXP.ジオラインEXP.超極暖ヒートテック(参考)
価格(税込)8,250円6,076円2,189円
素材ウール79%
ポリエステル18%
ナイロン1%
ポリウレタン1%
ポリエステル100%アクリル50%
レーヨン13%
ポリエステル13%
ポリウレタン4%

※2022年1月時点

価格にこそ開きはあるものの、モンベルのアンダーウェア製品の暖かさを含めた「機能性」は、ヒートテックよりも間違いなく高いです。

持論としては、ヒートテック2枚買うよりジオライン1枚、ヒートテック3枚買うよりスーパーメリノウール1枚というイメージです。

【実体験で見る】アクティビティ別の使用モデル【僕の場合】

参考までに、僕がこれまでやってきたアクティビティ別に、それぞれの使用モデルを紹介します。

アクティビティ期間環境運動量使用モデル
日本一高いバンジージャンプ野外普通(駐車場からの軽い登山と、本番前の変な汗のみ)ジオライン上下(M.W.)×1
自転車西日本一周旅行4〜7月の100日ほどテントでの野外泊中心非常に多い(1日6〜8時間ほど自転車を漕いでいた)ジオライン上下(L.W.)×1
ジオライン上下(M.W.)×1
キャンピングカーアメリカ大陸横断11〜1月の50日ほど車内泊中心少ない(観光場所によってかなり歩く場所も)ジオライン上下(M.W.)×1
スーパーメリノウール上下(EXP.)×1
富士山登山登頂可能時期の末期山(山宿泊)非常に多い(汗の量も多いため、体の冷えが怖い)ジオライン上下(L.W.)×1
ジオライン上下(M.W.)×1

部屋の中、もしくは街の中など、運動量が少ないときに防寒対策として着るのであれば、断然「スーパーメリノウール」がおすすめです。

ジオラインとスーパーメリノウールの違いとは?

冒頭の表を見てみると分かりやすいのですが、化学繊維の「ジオライン」と天然繊維の「スーパーメリノウール」はそれぞれ強みが違います。

スーパーメリノウールジオライン
発熱保温防臭速乾保温防菌・防臭

ジオラインの強みは保温性・速乾性・制菌性

「発熱性」は度外視して「保温性」と「速乾性」に特化させた素材がモンベルの「ジオライン」です。

速乾性に優れた素材には、水をほとんど含まない「ポリエステル」が使われることが多いですが、水をあまり含まないとなると、体表面に汗が残って体が冷えてしまいます。

ジオラインは、表面に親水加工を施した極細のポリエステル繊維を、またさらに束ねて糸にしています。そのため、

  • 汗を肌から生地へすばやく吸着
  • 毛細血管現象により汗をすばやく拡散
  • 密集した繊維の間に暖かい空気を多く蓄えられる
  • 繊維に練り込んだセラミックが、体から熱を遠赤外線に置き換えて放出

といった素材の追求により、発熱性がなくとも、優れた保温性が発揮できるのです。

スーパーメリノウールの強みは保温性・発熱性・防臭性

ウールが持つ「スケール」がすごかった

ウールには「スケール」と呼ばれるウロコ状の組織があり、繊維表面をびっしりと覆っています。

スケールは湿度が高くなると外に向かって開き、体が放出する水蒸気を取り込み、水蒸気の吸着によって「発熱」します。これが先ほど出てきた「吸着熱」です。

ウール繊維が蓄えられる水分量は、高い湿度環境下でMAX繊維重量の30%」と抜群に多いので、他の繊維より「発熱量」が多いのは当然と言えるでしょう。

さらに、スケールは繊維表面ではなく、繊維の内側に水を保持します。つまり、体は濡れを感じにくいということです。

先ほど「吸湿発熱性の弱点は"濡れ"だよ」と言ったのですが、ウールは「スケール」の機能のおかげで「濡れのリスク」を大幅に軽減しているのです。

「防臭性に優れている」というのもウールの特長ですが、これも「スケール」が繊維の内側に臭いを閉じ込めるためと考えられています。

さらに、ウール繊維は水を分子のまま取り込むので、飽和さえしていなければ、低温下でも凍らないんですよね。

ちなみに、化学繊維にウールと同じような性質を持たせることは、現在の製造技術では不可能です。自然、すごいなあ。

ユニクロのヒートテックって痒くなるよね?スーパーメリノウールがすごい

ここまでは「ウール」という素材について説明してきたのですが、モンベルの「スーパーメリノウール」はまた特別です。

スーパーメリノウールでは「マルチクリンプウール」と呼ばれる、細い繊維で構成された貴重なウールを採用しています。

ウール本来の特長の他に、

  • 伸縮性に優れている
  • なめらかで心地よい肌触り
  • ウール特有のチクチク感がほとんどない
  • 縮れ(クリンプ)が多く、「デッドエア」を多く溜め込むことができる

という強みがあります。

ユニクロのヒートテックを着ると体が痒くなってしまう僕でも、モンベルの「スーパーメリノウール」だと1日中着ていても痒くなりません。

あと、びっくりするぐらい臭わない。それほど汗をかかない普段使いなら1週間まで耐えられます(検証済み)。

暖かさは「保温性」と「発熱性」の2つに分けられる

保温性とは?

保温性とは、空気の層で覆うことで、人間の体温を衣服の外に逃さず体の近くに留めておく働きのことです。

空気は熱の伝導率が低いので、空気を動かさず(冷気と混じり合わないよう)に衣服の中に保持できれば、それが優秀な「断熱層」になります。

人間は常に36度の熱を発しているわけですから、これを保温できれば温かいのは当然と言えるでしょう。

物体の周りには、「デッドエア」と呼ばれる「動かない空気」があり、防寒着のほとんどは「デッドエア」を蓄えることで保温性を発揮しています。

アンダーウェアはもっとも熱源である肉体に近い場所にあるので、保温性という意味では一番重要なポジションにあると言っても過言ではありません。

つまり、寒がりの人ほどアンダーウェアにこだわるべき、ということですね。

スーパーメリノウールEXP.(厚手)とジオラインM.W.(中厚手)、EXP.(厚手)には「ボックス構造」を採用。

発熱性とは?

保温性はあくまで熱を保持するだけであって、新たに熱を生み出すことはありません。そこで重要になってくる次のポイントが「発熱」です。

カンタンな話、気化熱の逆、つまり「吸着熱」ですね。

気化熱とは?

物体に付着している水が水蒸気に気化するとき「熱」が奪われる(汗かいたとき風に当たるとスーッと涼しいですよね)

吸着熱とは?

水蒸気が物体に付着して水に液化するとき「熱」が発生する(風呂上がりに服を着るとポカポカしますよね)

空気中を動き回ってる水蒸気は運動エネルギーを持っているのですが、これが水として吸収されるとき「熱エネルギー」に置き換わる(=吸湿発熱性)のです。

このとき発生する熱量は「繊維が吸着できる水分量」に左右されます。なので実は、水を吸着する繊維なら、すべからく発熱しているんですよね。

ただ、吸着できる量を超えると当然それ以上は熱を生まなくなるので、水となじみやすく乾きにくい「発熱量の多い繊維」は、濡れによって逆に熱が奪われるということも考えられます。

すでに体が温まっているときに汗でウェアが発熱してしまうと、さらに汗をかいてしまってウェアが濡れる心配もあります。発熱性は暖める機能に優れているものの、「濡れの危険性」もあるということです。

「速乾性」を重視するか「発熱性」を重視するか?

運動量が少ない場合は「発熱性」が有効ですが、運動量が多い場合はウェアが濡れることによって体が冷えてしまう危険性もあります。

水は空気より熱伝導率が25倍あるので、仮に服が濡れてしまうと、水を通して外気(冷気)が体温を奪っていくんですね。なので、汗をかく場合のウェアには「速乾性」が求められるというわけです。

アンダーウェアは試着をしてから買おう

僕は、身長170cm体重55kgの細身体型ですが、ジオラインとスーパーメリノウール、シャツとタイツともにSサイズでちょうどいい感じです。

170cmだと一般的にはMサイズが妥当ですが、モンベルの場合、僕にはSサイズがぴったりでした。

アンダーウェアは暖かさ以外にもフィット感や動きやすさも重要になってくるので、試着をしてから購入したほうがいいと思います。

窮屈だと血行が悪くなって体が冷えますし、余裕がありすぎても暖かい空気が逃げて製品本来の力を発揮できませんからね。

僕はすべてのアンダーウェアをモンベルの実店舗(新宿店)で試着させていただきましたが、どれも快くOKしてくださいました(店員さんも長い時間相談乗ってくれました)。

アンダーウェアの洗濯(メンテナンス)について

ウールは洗濯すると縮んでしまうイメージがありますが、モンベルのスーパーメリノウールは「ウォッシャブル加工(防縮加工)」が施されているので家で普通に洗えます

ただ、中性洗剤を使用することが鉄則(柔軟剤はOK)です。家庭用洗剤に多い弱アルカリ性の洗剤だと、ウールのたんぱく質を溶かしてしまい、繊維を壊してしまう危険性があります。

一方、ポリエステル製のジオラインの場合は、弱アルカリ性の洗剤は問題ないものの、柔軟剤はNGです。

ジオラインは繊維表面に親水加工が施されているので、柔軟剤を使ってしまうと、親水加工の上からさらにシリコンを塗ってしまう(=吸水拡散性能が下がる)ことになってしまいます。

 スーパーメリノウールジオライン
中性洗剤
弱アルカリ性×
柔軟剤×
乾燥機×◯(低温のみ)

冬におすすめの寒さ対策アイテム10選も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ミニマリストとモンベルの相性が最強な理由についても書いています。

【服まとめ】ミニマリストとモンベルの相性が最強な理由とは?

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  • この記事を書いた人

あめぎ

文章を書いています|15年間もの宗教による束縛→いじめ→歌舞伎町バンドマン→2年でブログ収益50万円達成→自転車日本一周の途中でセブ島留学→海外起業→アメリカ大陸横断→富士山登頂→PTSDとうつ病の療養→

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