ゆるりまいは捨て変態?ドラマ「わたしのウチには、なんにもない。」全話まとめ

ゆるりまい。シンプルライフ、断捨離、ミニマリストに興味がある人ならば、この名前を一度ぐらいは聞いたことがあるでしょう。

ブログ「なんにもないぶろぐ」とコミックエッセイ「わたしのウチには、なんにもない。」が有名ですね。

そして、このコミックエッセイ「わたしのウチには、なんにもない。」がついにNHK BSでドラマ化したようです。

本記事は、整理整頓コメディ「わたしのウチには、なんにもない。」全6回の全話まとめとなってます。

ゆるりまいさんとは?

必要最低限のもの以外はすべて捨てるという、通称「捨て変態」のゆるりまいさん。物を捨てることに快感を覚えてしまう変態。

現在は、お母様、ご主人、お子様、そして、4匹の猫と暮らしているそうですよ。

ゆるりまいさんの顔写真はある?

お顔を拝見したくいろいろと調べてみたのですが、ゆるりまいさんの顔写真は発見できずじまいでした。

イラストのゆるりまいさんを見る限りは、髪が長く、服装もシンプルそうなイメージを受けます。

彼女の部屋は超絶キレイ

とにかくきれい。まさに「モデルルーム」のようで、すっきり、きっちり、シンプルです。

リビング(冬バージョン)。掛け時計が好みのツボ。
キッチン。自然と料理もおいしくなりそう。

食器類もこのようにきれいに整理整頓されています。

「所定の位置から取り出し、使ったものは元の場所に戻す」ことを徹底するだけで部屋が散らかることはなくなるのだそう。

整理整頓コメディ「わたしのウチには、なんにもない。」あらすじ


整理整頓コメディー わたしのウチには、なんにもない。 - NHK

【あらすじ】

 

ゆるり まい(夏帆)は、山ほどあった本も、思い出のつまった品々も、家具も食器も、服もタオルも、生活に必要な最小限度のモノ以外は処分してしまいます。リモコンや小物はすべて棚の中。がらんと広い何にもない部屋を訪れた友人は驚愕し、まいをこう呼びます。「捨て変態」と。捨てることの気持ちよさに目覚め、「捨て」の道を極めることに。しかし、「捨て」の道はいばら道。なんでも「もったいない」と捨てたがらない母(朝加真由美)や祖母(江波杏子)との確執。捨てる一方で物欲は強い自分との闘い。心のよりどころは仏様のように心の広い夫・つとむくん(近藤公園)。

東日本大震災、そして家族との別れを経て、まいは、モノと暮らしを見つめ直していきます。役に立つ整理整頓術のミニコーナーもある新感覚のコメディー。

第1回「捨て変態参上!」

とにかく、なんにもない

もともと、この物語は"「捨てたい病」を発症した彼女と、家族との長い戦い、さらには彼女の周りを取り囲む人々の反応をコミック化したもの"が原作となっています。

ある日突然、「モノを捨てたい」衝動に駆られた主人公・まいが、身の回りのモノをとにかく捨てまくっていくという単純かつ爽快な内容。

家族との数々の戦いを経て、「なんにもないウチ」を手に入れるまでをユーモラスに描いたドラマになっているわけですね。

主演は夏帆さん。これがまたいいんです。

「スーパー捨て魔」の実力


“捨て変態”っていったい何者!?♢わたしのウチには、なんにもない。 |NHK_PR|NHKオンライン

家具、洋服、靴、食器、さらにはアルバムなどの思い出の品々、挙げ句の果てには旦那さんとのペアリングなどなど……。

あらゆるものを徹底的に捨て必要なものは厳選して棚に収納。決してモノも出しっぱなしにはしません。この「捨て変態」っぷりに友人たちもたじたじのご様子。

今日の捨てテクニック

ドラマの中で紹介されていた、"今日の捨てテクニック"

代用してモノも減らす。

 

例:バスタオル1枚→フェイスタオル2枚

「ところてん代用法」とも紹介されていました。

モノに第2の役割を与えることで、代わりに何か1つを捨てる。

つまり、「食器のお皿を1枚ペット用にすれば、それまで使っていたペットのお皿を1枚捨てられるよね」ってことらしいです。これ、割と大事。

シンプルライフ好きは必見


なんにもないぶろぐ

「必要なモノ選抜オーディション」のシーンでは思わず「あー、やるやる」と頷いてしまいました。そして、ドラマを見ながらあることに気づいてしまった僕。

「あれ? 共通点多くね?」

恥ずかしながら、「ゆるりまいさん」のブログもこのドラマをきっかけに読み始めました……。

すごくスタイリッシュでシンプル。まさにシンプルライフの"理想形"です。

なにを隠そう、僕も、4年かけて部屋の約8割ほどを捨ててきた「捨て魔予備軍」なのです。あと、無類の猫好き

次回、第2回「記念すべき失恋」の予告

なんでも捨てたい「捨て変態」まい(夏帆)は、元々は汚部屋の住人だった。そんな彼女が「捨て」に目覚めたきっかけとは?笑いながら片づけノウハウが学べる。猫も登場!

第1回の感想とまとめ

整理整頓コメディー「わたしのウチには、なんにもない。」、これ、かなりおすすめです。

読書専用にFireタブレットを購入して、Kindle版を読めば本を増やさなくて済みます。

汚部屋の方も、そうでない方も、一度観てみましょう。きっとなにか変わると思いますよ。

第2回「記念すべき失恋」


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=03607

もう本当にこのドラマは僕の心をどストレートに射抜いていきますね。素晴らしい。

ここ数年はめっきりテレビを観なくなってしまったのですが、これは珍しく見続けております。


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=03607

三度の飯より片づけ好きな「捨て変態」まいの壮絶なる捨てストーリーを描いた新感覚コメディ。

第2回は、「なぜ、まいは"捨て変態"になったのか?」というテーマ。

あらゆるものが溢れかえっている、通称「汚屋敷」。そして、そこに住まう「筋金入り汚屋敷住人」

さてさて、どうなることやら……。

捨てのK点越え

本編の中では、なんと「卒業アルバム」も捨てていました。僕も以前捨てようとしていたところを家族に必死に止められた覚えがあります。

「いい加減、もう不要な物はないよなぁ」と思いながらリビングを見渡していて、ふと、なくても平気な事に気づきまして、撤去しました。
僕はこれを『捨てのK点越え』と呼んでいます。

 

なんにもないぶろぐ: 捨てのK点越え

捨て変態になった日


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=03607

失恋がキッカケ

ゆるりまいさんは、17歳の高校時代に失恋を経験しています。

大事にとってあった、その彼との思い出の品々をやっとの思いでゴミ箱に……。

すると、最初は辛かったものの、次第に捨ての快感に目覚め、「悲しいはずが、気持ち良い」状態になってしまったのだそうです。

失恋を経験→「先立つ不幸をお許しください……」とロープに首をかけようとする→自分の汚い部屋に気づく→「こんな部屋じゃ死ねない!」

生前整理とも言っていましたね。17歳で。このシーンはスピーディでとても面白かったです。

東日本大震災で家が全壊

交際3年目の彼(つとむくん)にプロポーズされ、転職先も決まった矢先に東日本大震災で自宅が全壊。いきなり住めない状態になってしまいます。

家の中のたくさんのモノが一気に崩れてきた経験から、モノを捨てようとさらに決心を固めていったようです。

ガソリンもなく、引越し業者も身動きが取れないため、このあとすぐに近くのアパートに引っ越します。

今までの約10分の1にまで減ってしまった持ち物を見て、まいさんの母がぽつりと一言。

「本当に必要なモノってこれだけなんだね」。

そして、新婚の二人で住む予定だった家も一旦白紙に戻し、家の建て直しをつとむくんが提案。そうして、まいさん、まいさんのお母様とおばあさま、つとむくん、ぽっけとくるり(猫)で新居へ移ることになったようです。

ミニコーナーと今日の捨てテクニック

なんにもない研究室:NNL

まいさんが飼っているぽっけくるりをアニメキャラにして描いたミニコーナーも面白いっす。

ここでは、片づけに関する悩みが寄せられ、その解決策を、ネコ型研究ロボットのくるり、最新型ネコ型研究ロボットのぽっけ、室長が答えていくというものになっております。

今回の悩み:「部屋をいくら片づけても雑然として見える」

 

A.同色間隔レイアウト法

同色間隔レイアウト法とは、インテリアの色味を合わせ、等間隔に配置するというもの。だいたい3色ぐらいにするとまとまりやすいそうです。

また、キャラものや柄物は"うるさい"ので、捨ててしまうとスッキリするのだとか。

菊地と真美のティータイム

こちらも独特の雰囲気があり、とても面白いコーナー。毒舌の菊池と天然の真美の会話がシュールです。

今日の捨てテクニック1

 

いったん目に見えない場所にしまう

確実に入らないものは捨てられるけど、微妙なものは難しい。そこで、いったんそのモノと離れてみることで、本当に必要かどうかを見極めるテクニックのようです。

ここで、引き合いに出されていたものが「男女の恋」

「距離を置こう」となった場合に、元に戻る可能性は極めて低い。つまり、そうなった時点ですでに不要なものなのではないか、ということですね。

今日の捨てテクニック2

 

心を鬼にして捨てる

今日の捨て川柳

捨てられぬ まずその気持ちを 捨ててみる

第2回の感想とまとめ

このドラマを見た後は不思議と部屋を片づけたくなります。

散らかっている部屋にいるとなかなか気づくことができませんが、実は知らず知らずのうちに失っているものが多いんですよね。

目から入るノイズというのは、脳にとってかなり悪影響なのです。

さて、片づけしましょうか。

第3回「変態の家族」


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=03708

ミニマリスト、断捨離、シンプルライフ。

これらの言葉、ここ数年で頻繁に耳にするようになりましたね。

このドラマ「わたしのウチには、なんにもない。」は、そんな言葉がぴったりとハマるような内容となっております。

「モノを捨てたい」という衝動に駆られた主人公が「なんにもないウチ」を手に入れるまでを描いた整理整頓コメディ。


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=03708

「捨てる」ことに快感を覚える捨て変態の"まい"。

第3回は「モノとの距離」、「捨てるVSもったいない?」などがテーマになっております。

episode 7「モノとの倦怠期」

ドラマが始まってすぐにイケメン外国人男性が登場です。なにかと思ったらブランド物のバッグが擬人化していただけでした。この描き方はまさにコメディ。

新しいバッグを購入したせいで、以前まで使っていたバッグの出番はだんだんと少なくなっていきます。

まい「僕たちしばらく距離を置きましょう」

バッグ(擬人化)「あいつか!?やっぱりあいつのせいなのか!?」

まるで恋愛ドラマさながらの急展開。でも、相手はバッグなんですよねぇ。実際に距離を置いてみて、再び愛が戻るのか、はたまた愛は戻らないのか。

——結果は戻りませんでした。

まい「今までありがとう。あなたのこと大好きだった」

バッグ(擬人化)「去るものは追わない主義だから。……まぁ、厳密には追えないんだけどね」

バッグだから当然です。この後すぐにバッグを買い取ってもらっているシーンに切り替わります。とてもシュール。

手入れをしていたおかげで結構良い値で売れたようです。

episode 8「変態の家族」

まい以外の家族は散らかしの天才と呼ばれていました(猫も含め)。

どうやら片づけがからっきしダメなようです。まいの「散らかし発見センサー」はその度に作動するようですね。大変です。

あと、ぽっけとくるりが革命的にかわいいです。

episode 9「捨てvs.もったいない」


http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=03708

「捨て」と「もったいない」の対決。

使っていないものを置いておくことが「もったいない」のか、使っていないものをすぐに捨ててしまうことが「もったいない」のか。

小鳥の餌をあげるためにプリンの容器を取っておいたおばあちゃん。それを捨ててしまったまい。それがきっかけで「捨てvs.もったいない」の闘いが勃発。

モノが少なかった昔と、モノで溢れかえる今。モノに対する考え方に差が生じてしまうのは必然といえるでしょう。

「大切にするのと、放っておくのは違う」。

ロクに手入れもしないで放っておくことは、それこそ捨てることよりモノに対して失礼なのではないか、とまい。

おばあちゃんはこのときあることを思い出します。

東日本大震災で別の場所に移り住むことになったまいの家族。まいは、おばあちゃんの大切な思い出の品々をがれきの山から取ってきます。あれほど使わないものは捨てると言っていたまいが、です。

「なぜそんなにモノが捨てられないの?」とのまいの問いに対して、おばあちゃんは「持っていた人の思い、作っていた人の思いまで消えてしまいそうな気がするからかなぁ」と答えます。いろいろな考え方があるんですね。

ミニコーナーと今日の捨てテクニック

なんにもない研究室:NNL

飼い猫の"ぽっけ"と"くるり"がアニメキャラになって登場するミニコーナー。本日も片づけに関する悩みが寄せられてきたようです。

今回の悩み:「収納ボックスを買ったけど結果的に部屋が狭くなって困っている」

 

A.一つ二役使い回し法

たとえば、収納ボックスの上にクッションを敷けば椅子になりますよね。このように、ひとつのものに二役を与えてあげることでモノを減らしていくことができます。

モノを選ぶ際には、一つ二役のモノや、別のことに使いまわせるモノを選ぶようにするのがおすすめです。

菊地と真美のティータイム

今日の捨てテクニック

 

1つ買ったら1つ捨てる

「新しいモノを買ったら、代わりに他のモノを捨てられるか?」というテーマですね。「嫌いじゃなかったらキープさせておきたい」、なぜかこれがまたもや恋愛の話に発展。

「新しい彼氏ができたら、代わりに古い彼氏を捨てられるか?」

まいの後輩の真美さんは非常にモテるようです。どうしてなのかは理解できかねますが。

第3回感想とまとめ

今回も非常に考えさせられる内容でした。結局はなにを大事にするか、ですよね。

モノが少なかった時代の方からしてみれば、モノで溢れかえる現代は信じられないほど豊かに見えるでしょう。

ましてや、モノをバンバン捨てていくような若い人たちの考え方が理解できないのは当然なのかもしれません。

生活のために必要なモノと、生活を豊かにするためのモノ。このふたつのバランスを適度に保っていくことこそが、一番いい方法なのではないでしょうか。

様々なモノで溢れかえるいまの時代だからこそ、今一度モノに対する考え方を見直す必要があるのかもしれませんね。

第4回「天下分け目のお引っ越し」


http://www4.nhk.or.jp/P3879/x/2016-02-27/10/10284/2383254/

このドラマを観ていると自分まで掃除や片づけをしたくなるから不思議。

片づけができない人にこのドラマを見るようにおすすめするのもアリです。僕の知り合いに見せたところ、効果はテキメンでした。いまは大忙しで部屋を片づけているようですよ。

今日の捨て川柳

今回はいきなり「今日の捨て川柳」から始まりました。

だいたいの あったらいいなは なくていい

これです。まさにこの通りです。 大量にモノを捨てると実感できますが、そのほとんどのモノは思い出しません。なくても問題ないのです。

実は必要そうだけど要らなかったモノって意外に多かったりします。

episode 10「ホトケ男子 つとむ」


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まいさんの旦那さんであるつとむさん。もともと物欲がない旦那さんは"なんにもない生活"にすっかり慣れていました。

しかし、そんなある日、旦那さんに物欲が芽生えます。どうやら、ゲームが欲しくなってしまったようですね。

つとむさんは、ゲームをクリアするまで夫婦の会話が少なくなってしまうことを心配。 ここで2人の頭の中に、「筋金入りゲーマー」と「ウンザリの妻」の図が思い浮かびます。

つとむさんも、まいさんの影響で「モノが増えてしまうことが嫌」というなんにもない生活に目覚めてしまったようで、ゲームの購入を悩んでいました。

そこで、まいさんは「1個買えば1個捨てればいい」と提案。

しかし、つとむさんは典型的な捨てられないタイプなので、「だからこそ、モノを増やさない。その苦しさに比べれば、物欲なんていらない」とゲームの購入を見送ってしまいました。すごい。

ちなみに、まいさんは物欲が強いらしいです。そういうときに止めてあげるのも愛情なんだとか。

「菊地と真美のティータイム」

ホトケ男子とは

 

広い心持ちでなんでも受け入れる男性:(例)まいの夫

「まいの旦那さんってすごくいい人だよねぇ」と、いつもの2人の会話がスタートしました。

今日の片づけテクニック

新しいモノを買わない。あるモノを大切にする。

いつものように恋愛話に発展していきます。

どうやら真美さんはすぐほかの人を好きになっちゃうみたいです。

というのも、「その人が運命の相手であるとは限らないし、より多くの人と出会った上で、添い遂げる人を選んだほうがいい。分母が大きくて損なことはない」というのが真美さんの恋愛観だそうで。

一方、菊地さんは、「関係は変わる、接しているうちに好きになったり、嫌いになったりする。人やモノに自分がどう向き合っていくかが重要」という考えを持っているようです。

菊地のモットー

 

人やモノと どう向き合うかを考え、出会った人や モノとなるべく長くつきあう

ちなみに彼氏はいないそうです。

episode 11「戦の予感」


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東日本大震災の影響で、家に住めなくなってしまったまいさん一家。

新しい家を立て直す10ヶ月の間、まいさんとつとむさん、おばあちゃんとお母さんはそれぞれ別々のアパートを借りて仮住まいをしてました。

そして、10ヶ月後、めでたく新居に引っ越すことになったまいさん一家。業者さんに一人暮らし以下と褒められていましたね。おそらく褒められてはいないですが。

これからお母さんとおばあちゃんがこの家にやってくるわけなんですが、この2人は超絶片づけ下手。前の家は、俗に言う「汚屋敷」。

モノが多く、ぐちゃぐちゃだったため、地震のときも必要なものが見つからなかったようです。 水や缶詰などなど。ようやく缶詰を見つけたものの、肝心の缶切りが見当たりません……。

このように、汚屋敷アゲインの危険性がまいさんの元に迫っていたのです。

そんなお母さん、おばあちゃんコンビはこの10ヶ月の間で、引っ越したときの倍以上にモノが増えているとのこと。

このとき、まいさんは"ぽっけ"と"くるり"というかわいい猫を飼っていらっしゃいます。「この子たちのためにも、この戦に負けるわけにはいかない」と、この戦に勝つことを決意。

まいさんはその中で、「震災で思い知ったけど、モノが多いとそれが凶器になるんだよ」とおっしゃっていましたが、本当にそうだと思いますね。

ましてや、小さい猫にとってはかなり脅威だと思います。僕も猫を飼っているのでよく分かります。

なんにもない研究室:NNL

今回の悩み:モノを捨てたいけど、捨て時が分からない。

 

A.期間限定 遠距離法

これは、捨てるか悩んでいるモノをある一定の期間隠しておき、もしその期間、そのモノのことを一度も考えることがなかったら「必要のないモノ」と判断し、捨てても困らない、という方法。

つまり、モノとわざと距離を置き、必要性を判断するということですね。

episode 12「天下分け目のお引っ越し」


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さて、いよいよ天下分け目のお引っ越しが始まりました。まいさん、になります。

案の定、お母さん、おばあちゃんのコンビの大量の荷物が届きました。

2人が新居にやって来る前に、まいさんはそれらのモノの定位置を決めることにしたのです。

格言その1:「とりあえず、でモノを置くべからず」

 

ルール

  1. 使いやすい場所に、モノの定位置を決める
  2. 共有スペースに個人のモノは置かない
  3. 定期的にモノを仕分ける

共有スペースというのは、キッチン、リビング、廊下とかのことですね。「個人のモノは自分の部屋で管理」、これがまいさん家のルールです。

Q.もしも、忘れてちょっと置いてしまったら?

 

A.まいさんが送り届ける

共有スペースの掃除はまいさん一人が担当することに。こうして、この家の掃除、片づけの権利をGETするわけですね。

置き忘れたな、と思ったものは1日の終わりに各々の部屋に届けるというシステムだそうです。

個人のものではモノは定期的にチェックし、要るものなのか、要らないものかを適宜判断していました。

Q.棚欲しい
A.収納いっぱいある
Q.ポットはいるよね?
A.ヤカンで沸かせる
Q.コーヒーメーカーは?
A.たまにしか使わない

まいさん鬼です。


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裏ルール

 

極力モノを持ち込ませない

「片づけが苦手な人ほどモノが少ない方が楽」。

モノの定位置が決まっていると、すっきりして見つけやすいし、楽です。

これにはお母さんとおばあちゃんも実感してきた様子。

こうしたまいさんの努力のおかげで、2人はちゃんとモノをしまってくれるようになり、さらに自分の部屋の掃除まで始めたようです。これは大きな変化ですね。

どうやら、すっきりとしたリビングと、散らかっている自分の部屋のが気になってしまったようです。

第4回の感想とまとめ

無事にきれいな環境を保ったまま引っ越しを完了できたようです。

モノの定位置を決めておくというのはかなり良い方法かもしれませんね。"使ったら戻す"ことを徹底すれば紛失の可能性もなくなります。

ただ、僕のように「戻すのさえ面倒」という方もいらっしゃるはず。そういった方はもっとモノを減らしましょう

モノが少なければ片づけも楽ですし、自ずとモノの定位置が決まってきます。

もともとモノが少ない環境だと、モノ1つ1つに目が届きやすくなり、さらにお気に入りのモノも出てきます。 大切なモノを粗末にしたりはしないはず。

さらに、どこかに置きっぱなしにするという確率もかなり減らせることができるのでおすすめです。

さて、掃除でもしますかね……。

第5回「仙台タンス カムバック!」


http://www4.nhk.or.jp/P3879/x/2016-03-05/10/14786/2383255/

ゆるりまいさん、実は……

  • 根暗
  • 友達少ない
  • 運動嫌い
  • 外にも出かけない
  • 食にも興味なし
  • お酒も飲まない
趣味は「妄想ショッピング」

「妄想ショッピング」とは、自分のクローゼットをお店に見立てて、再度それを購入していくという地味な遊びのこと。

episode13「妄想ショッピング」


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いやいや、パソコン近っ!

いつも思っていましたが、まいさんパソコン近すぎ。ドラマの中だけの演出なのかもしれませんが。

いきなり、お母さんとつとむくん、まいさんがミュージカル風に踊り始めました。びっくりしました。


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「妄想ショッピング」を楽しむまいさん。

自らのクローゼットを「セレクトショップまい」という店に見立てて、再びその中から欲しいものを選んでいくという、強靭な精神を持つまいさんだからこそ出来る遊び。

もちろん、そこには自分のお気に入りのものが揃っているはずなので、常に「"まい"、てんてこ"舞い"」状態のようです。はい。

改めて買いたい、というものを選んでいく

「改めて買いたい」というモノを選んでいくと、優先順位が低いものが残るんですね。

ショッピングを終えたまいさん。

クローゼットの中身をひとつずつ吟味してリビングへすべてを移動させ終わると、1つの白シャツだけが売れ残ってしまいました。

そして、つとむくんが稲川淳二さん風に語り出します。

要約しますと、もう一度妄想ショッピングを行い、再度クローゼットにしまっていくようです。

なんと、妄想ショッピング2回目突入。

やっぱり残るものが出てくる

またしても残ってしまった白シャツ。

「最後まで売れ残るモノには理由がある」。

『「もう一度買うか?」と聞かれたら……』と考えてみるも、「うーん」と悩み出してしまうまいさん。

「悩んでるってことはいらないってこと」。

そのシャツに「ありがとう」と呟き、まいさんはそのシャツを捨てました。

本当に要らないモノがふるいにかけて見えてくる、それが妄想ショッピング。

と言うより、まいさん1人でやってました。お母さんとつとむくんはまいさんの頭の中の妄想でした。

なんにもない研究室:NNL

今回のお悩み:片づけても片づけてもすぐに散らかってしまって困っている。

 

A.物的所在地確定法

「物的所在地確定法」とは、モノに住所を与えてあげ、使ったらきちんとその場所に戻す、という方法。

何気ないことを積み重ねていくことで、なんにもない生活を手に入れることができる、ということらしいです。

「なんにもない」は、簡単そうで実は難しいことなんですねぇ……。

episode14「家族の秘密」


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まいさん、髪も含めて、全身に使えるソープを導入したようですね。

画像はそのソープを遠い目で見つめるつとむくん。

捨てのK点越え

そして、次は備え付けのラックを捨てようとしているシーンに切り替わりました。

出ました、捨てのK点越えです。

備え付けだから捨てる、という固定観念をまずは捨てる。

 

〜まいの捨て変態レベルがあがった!〜

なんというか、素晴らしく潔いですよね。

お母さんが密かに続けていた趣味

お母さんの部屋から変な声が聞こえてきました。

それを不思議に思ったまいさんとつとむくん。

部屋を覗いてみると、そこにはバランスボールに乗っているお母さんの姿が。バランスボールを使っていることをお母さんは隠し続けていたようで、まいさんに何か言われると思ったということらしいです。

なんと驚くことに、1年前から続けていたそうです。

「1年も隠すほど僕に知られたくなかったのかな……」とまいさんは少し落ち込んでいる様子。

つとむくんは"髪"が気になる

まいさんが、「つとむくんはないの?僕に隠してるモノ」とつとむくんに尋ねます。

すると、つとむくんは専用のシャンプーを使いたいとのこと。冒頭部分で"髪も含めて、全身に使えるソープ"が出てきましたが、それではなく、自分専用のものを使いたいということですね。

「お風呂には置かない」と徹底した管理体制を取るとのこと。実は、つとむくんもなんにもない方が好きなんですね。

どうやら、お母さんもおばあちゃんも使いたいシャンプーなどがあるようです。

まいさんが「置いてもいいのに」と言っても、「このほうが銭湯みたいで楽しい」とみんなお風呂へ自分の好きなものを持って行っている様子です。

ちなみに、僕もお風呂に入るときには別で石鹸などを持って行っています。なるほど、言われてみれば確かに銭湯みたいですね。

菊池と真美のティータイム

「最近流行ってるみたいです、ミニマリスト」と静かに始まりました。

菊池さんは、「自分の持ち物を見直してみる。新しい自分を発見する」という目的でモノと向き合っているそうです。

今回のテーマは、「最小限のモノをどうやって選ぶか?」

まいさんは、キャリーバッグをひとつ持って旅行しに行くと仮定してモノを選んでいるそうです。

今日の片づけテクニック

キャリーバッグひとつで旅に出ることを想定してモノを選ぶ。

真美さんは旅行になにかを持って行くとするなら車だそうです。しかし、「あ、でも僕運転免許持っていない」とトンデモ発言。

「だから、運転する人も!あとは、スマホと日焼け止め」

「その代わり、本当に好きな人と一緒に行く」

「モノはまた手に入るけど、本当に好きな人はなかなか出会えないから」

なかなか良いこと言いますね、真美さん。ちょっと見直しました。なにも持たずに旅に出る、というのも良いかもしれませんね。今回は珍しく良い話でした。

episode15「仙台タンス カムバック!」


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地味な趣味その2:まいのお気に入り博覧会

お気に入りのモノを並べて写真を撮るというだけの単純明快な遊び。

すると、突然おばあちゃんに部屋に呼ばれます。

おばあちゃんの部屋は相変わらずカオスな状態。

呼ばれた理由は、「仙台タンスが帰ってくるからスペースを空けて欲しい」とのことでした。

失恋をキッカケにモノを捨てることに目覚めたまいさんが捨てようとした、あの「仙台タンス」。

東日本大震災で被災した家を建て直す際、ダメになった家財道具は全て処分するはずが、仙台タンスだけは例外だったんですね。

普段は穏やかなお母さんまでもが、これだけは頑なに譲りません。

そして、数時間後まいさんの苦労の末、やっとスペースが空きました。

仙台タンスが帰ってくる

ついに仙台タンスが帰ってきました。

もはや別物。

カビ臭くて、光沢のかけらもなかった仙台タンスが、ピッカピカの別物になって帰ってきました。

お母さんとおばあちゃんはその美しさから涙していますが、仙台タンスを毛嫌いしていたまいさんまでもが感激して目を潤ませています。

この姿を見て、もともと嫌いだったタンスが好きになったご様子。

モノを長く使う、って素敵なことなんですよね。

今日の捨て川柳

捨てるより 使わぬほうが 勿体無い

第5回の感想とまとめ

今回も素晴らしい内容でした。

シンプルライフって"捨てる"がピックアップされがちですけど、モノを持たないからこそ残っているモノを大切に使おうとするんですよね。

モノは大切に使えば使うほど、愛着が湧いてきますし。

「妄想ショッピング」は少し興味があります。今度試してみたいと思います。なんだか、今回は大事なモノと一緒に旅に出たくなる話でした。

第6回(最終回)「心の整理はゆっくりと」


http://www4.nhk.or.jp/P3879/x/2016-03-12/10/19962/2383256/

別れというものは、いつでも突然やってきます。

ちょっと体調を崩して入院していたおばあちゃん。

急に容態が変わり、急性腎炎を併発。薬が効けばという期待も虚しく……。

episode 16「お別れ は突然に」


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祖母のところに行くと、まだ意識はかすかにある様子。

まいさんはひたすら、「いつもケンカばかりしてごめんね……」といままでのことを謝り続けます。

しかし、そのままおばあちゃんは息を引き取ってしまいます。

先週までは「病院は老人ばかりで辛気臭くて嫌だ」と、元気だったおばあちゃん。

訃報を聞いて多くの弔問客が家に訪ねてきます。 まいさんも、お母さんも、つとむくんもかなり疲れている様子。

皆が帰った後、「前の家だったら人なんか呼べなかったよねぇ……。おばあちゃんを安置させてあげるところもなかった」と家族で会話していました。

お通夜とお葬式

どこまで声をかけていいか分からない。連絡だけで半日はかかる。棺の中に入れるモノを事前に用意していく家族。

眼鏡、スペイン語の本、メモ魔、クロスワード、大事な仕事に来ていたジャケット。まいさんが「仙台タンスも入れてあげられたらなぁ」と、冗談交じりに呟いていました。

残された人の思い出と共に棺にモノを入れる。これって素晴らしい文化ですよね。

半月後、葬儀なども慌ただしく終え、市役所、銀行での手続きなども無事に終了。

まいさんがいつもきれいにしておいたおかげで、色々な人におばあちゃんの顔を見せられたようですね。よかった。

なんにもない研究室:NNL

今回のお悩み:古いモノを捨ててみたけど後悔するモノが結構ある。

 

A.あえて捨てずに、モノを増やさないようにする。

最終回で初めてくるりからの提案です。

「今まで捨てることを前提に話してきたけれど、捨てようと思ったモノでもきれいに磨いてみたら案外気に入ったりするかも」

モノときちんと向き合って生きていきたいですよね。

episode 17「心の整理は ゆっくりと!」


http://www4.nhk.or.jp/P3879/x/2016-03-12/10/19962/2383256/

使い惜しみ禁止

夏。おばあちゃんの遺品整理が行われているようです。

捨て変態のまいさんでも遺品整理となるとまた別の話……。

仙台タンスの中身はご先祖様の着物だけ。そして、自分のモノはプラスチックケースの中。

「気に入ってるモノほど、使えない」、この気持ち良く分かります。

捨てることが嫌いだったおばあちゃん。使えなくなった大量のボールペンも発見。捨てるという発想がなかったのかもしれませんね。そんな風に、いつか使おう、と取っておいたと思われるものがたくさん出てきます。

「死んじゃったら使えないもんね」と、まいさんがポツリ。

「大事なモノはきちんとと使わなきゃ。使い惜しみ禁止」。

日記にかいてあるポエム

「手帳や日記にお金を挟んであることがあるらしい」と、パラパラとめくりながら探すまいさんとお母さん。

そうして日記をめくっているとおばあちゃんの日記に目がとまります。

「あの子はどうしてわかってくれないんだろうか」。

まいさんとケンカしたときの日記なのでしょうか。他のページも見ていると、ポエムのようなものが書かれた付箋が貼ってありました。

「これってなんだろうね」とまいさんは不思議がります。お母さんは、「これはあなたが小さいころ言っていたものを書き留めたのよ」と。

どうやら、「この子は天才かもしれない!」とおばあちゃんがメモしておいたもののようです。まいさんは、「捨てないボックス」にそっとこの日記を入れました。

まいさんがお土産に買ってきたモノも使わずに取ってありました。大事すぎて使えないのかも。

そんな中、お母さんはとある手紙を見つけます。 お母さんが小さい頃におばあちゃんに書いた手紙。

「こんな昔のモノまで取っておいたのね」とお母さんは少し感傷的に。

順調に進んでいた遺品整理でしたが、「僕ちょっと疲れちゃった。休みたい」とお母さん。

「亡くなったからこそ捨てにくい。生きてるなら間違って捨ててしまったモノがあっても謝ればいいけど、亡くなった相手には言えないから。捨てないと次の世代まで残っちゃうのは分かっているんだけどね……」

お母さんは、「もし僕が死んだら何を残してくれるの?」とまいさんに尋ねます。

まいさんは、世界全集やネコの置物などを候補に挙げていました。

就寝前に、まいさんは「なにか残して貰いたいモノはある?」とつとむくんに聞いてみます。しかし、つとむくんは「自分が死んだら潔く全部捨てちゃっていいよ」とあっさりしていました。恐るべし。

まいさんはつとむくんが亡くなったときのことをイメージしてみますが、なにも捨てれない気がしてきた様子。いくら捨て変態と呼ばれるまいさんでも、大切な人が使っていたモノは捨てれないと思うまいさんでした。


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遺品整理は故人の身近にいた人の心の整理


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「遺品整理は故人の身近にいた人の心の整理でもあるんだ」とまいさんは気づきます。

「ゆっくりやっていこう、お母さん」

そうして、お母さんもだんだん遺品整理を始めていきます。

「モノがあってもなくても、おばあちゃんを忘れることはない」。

まいさんに「あなたはなにを残したい?」とお母さんとつとむくん。

「白いバッグひとつでいいかな、『遺品少なっ!』てツッコまれたい」とまいさん。

実にまいさんらしいセリフですね。

第6回の感想とまとめ

全6回の「わたしのウチには、なんにもない。」、とても良いドラマでした。

これまでエンディングテーマに使われていた、「ビューティフルハミングバード / 眠っているあいだに」という曲が素晴らしすぎるのでここでご紹介させていただきます。

捨て街道まっしぐら。

良い。良いよ。最後まで素晴らしい内容でした。

後悔しないように、会いたい人には会うようにしていきたいものです。

そして、人生いつ何があるかわかりません。自分の周りぐらいは常にきれいにしておきましょう。

「わたしのウチには、なんにもない。」全6話の総まとめ

僕の心に残っている名言や、捨てテクニック、捨て川柳をまとめてます。

まいさんの趣味

妄想ショッピング

「妄想ショッピング」とは、自分のクローゼットをお店に見立てて、再度それを購入していくという地味な遊びのこと。

まいのお気に入り博覧会

お気に入りのモノを並べて写真を撮るというだけの単純明快な遊び。

まいさんの性格

  • 根暗
  • 友達少ない
  • 運動嫌い
  • 外にも出かけない
  • 食にも興味なし
  • お酒も飲まない

捨てのK点越え

「いい加減、もう不要な物はないよなぁ」と思いながらリビングを見渡していて、ふと、なくても平気な事に気づきまして、撤去しました。

 

僕はこれを『捨てのK点越え』と呼んでいます。

http://nannimonaiblog.blogspot.jp/2012/08/k.html

第5回で再び登場した「捨てのK点越え」です。

備え付けだから捨てる、という固定観念をまずは捨てる。

ゆるりまいが捨て変態になったキッカケ

17歳の高校時代に失恋を経験。大事にとってあった、その彼との思い出の品々をやっとの思いでゴミ箱に移動。

最初は辛かったものの、次第に捨ての快感に目覚め、悲しいはずが、気持ち良い状態になってしまったのだそう。生前整理とも。

まいさんの家のルール

  • 1.使いやすい場所に、モノの定位置を決める
  • 2.共有スペースに個人のモノは置かない
  • 3.定期的にモノを仕分ける
  • 格言その1:「とりあえず、でモノを置くべからず」
  • 裏ルール:極力モノを持ち込ませない

「今日の捨てテクニック」総まとめ

代用してモノも減らす。

 

例:バスタオル1枚→フェイスタオル2枚 モノに第2の役割を与えることで、代わりに何か1つを捨てる。

「ところてん代用法」とも紹介されていました。つまり、「食器のお皿を1枚ペット用にすれば、それまで使っていたペットのお皿を1枚捨てられるよね」ってことらしいです。

いったん目に見えない場所にしまう。心を鬼にして捨てる。

確実に入らないものは捨てられるけど、微妙なものは難しい。

そこで、いったんそのモノと離れてみることで、本当に必要かどうかを見極めるようです。

1つ買ったら1つ捨てる。

新しいモノを買ったら、代わりに他のモノを捨てればモノが増えることはありません。

新しいモノを買わない 。あるモノを大切にする。

人やモノに自分がどう向き合っていくかが重要なのかもしれませんね。

キャリーバッグ1つで旅に出ることを想定してモノを選ぶ。

何も持たずに旅に出るというのも良いかもしれません。

「なんにもない研究室:NNL」総まとめ

今回の悩み:「部屋をいくら片づけても雑然として見える」

 

A.同色間隔レイアウト法

同色間隔レイアウト法とは、インテリアの色味を合わせ、等間隔に配置するというもの。

だいたい全部で3色ぐらいにするとまとまりやすいそうです。また、キャラものや柄物は"うるさい"ので、捨ててしまうとスッキリするのだとか。

今回の悩み:「収納ボックスを買ったけど結果的に部屋が狭くなって困っている」

 

A.一つ二役使い回し法

たとえば、収納ボックスの上にクッションを敷けば椅子になります。

このように、ひとつのものに二役を与えてあげることでモノを減らしていくことができます。

モノを選ぶ際には、ひとつ二役のモノや、別のことに使いまわせるモノを選ぶようにするのがおすすめ。

今回の悩み:モノを捨てたいけど、捨て時が分からない。

 

A.期間限定 遠距離法

これは、捨てるか悩んでいるモノを、ある一定の期間隠しておき、もしその期間、そのモノのことを一度も考えることがなかったら「必要のないモノ」と判断し、捨てても困らないという方法。

つまり、モノとわざと距離を置き、必要性を判断するということですね。

今回の悩み:片づけても片づけてもすぐに散らかってしまって困っている。

 

A.物的所在地確定法

「物的所在地確定法」とは、モノに住所を与えてあげ、使ったらきちんとその場所に戻す、という方法。

何気ないことを積み重ねていくことで、なんにもない生活を手に入れることができる、ということらしいです。

今回の悩み:古いモノを捨ててみたけど後悔するモノが結構ある。

 

A.あえて捨てずに、モノを増やさないようにする。

「今日の捨て川柳」総まとめ

  • 捨てられぬ まずその気持ちを 捨ててみる
  • だいたいの あったらいいなは なくていい
  • 捨てるより 使わぬほうが 勿体ない

僕の心に残っている言葉や名言とか

「本当に必要なモノってこれだけなんだね」

東日本大震災で家が全壊し、近くのアパートに引っ越したまいさん一家。

今までの約10分の1にまで減ってしまった持ち物を見て、まいさんの母がぽつりと呟いた一言です。

「大切にするのと、放っておくのは違う」

小鳥の餌をあげるためにプリンの容器を取っておいたおばあちゃん。それを捨ててしまったまいさん。

それがきっかけで「捨てvs.もったいない」の闘いが勃発。その時にまいさんが言い放ったセリフ。

「……だからこそ、モノを増やさない。その苦しさに比べれば、物欲なんていらない」

もともと物欲がないつとむくんに、珍しく物欲が芽生えます。

その際、ゲームの購入を見送った時の衝撃の一言。

「分母が大きくて損なことはない」

ミニコーナー「菊地と真美のティータイム」で真美が自分の恋愛観を語っている時のセリフ。

「その人が運命の相手であるとは限らないし、より多くの人と出会った上で、添い遂げる人を選んだほうがいい。分母が大きくて損なことはない」、と。

良い意味で衝撃的でした。確かに、確かにそうなんですけれども……。

「震災で思い知ったけど、モノが多いとそれが凶器になるんだよ」

新しく建てた家を再び「汚屋敷」にさせないため、「汚屋敷住人」である祖母と母との戦を覚悟した時のセリフ。

「この子たちのためにも、この戦に負けるわけにはいかない」と、当時飼っていた"ぽっけ"と"くるり"を守る決意も固めていました。

「片づけが苦手な人ほどモノが少ないほうが楽」

まいさんが家が散らからないようにルールを設けた時に言っていたセリフ。

「悩んでるってことはいらないってこと」

「妄想ショッピング」を終え、唯一残ってしまったシャツを捨てようか悩んでいるときのまいさんのセリフ。

「モノはまた手に入るけど、本当に好きな人はなかなか出会えないから」

ミニコーナー「菊地と真美のティータイム」での真美のセリフ。

旅行になにかを持って行くとしたら、という話題でふと出てきた名言です。

「大事なモノはきちんとと使わなきゃ。使い惜しみ禁止」

祖母の遺品整理の中で、使われていなかったモノをたくさん見たまいさんの一言。

「自分が死んだら潔く全部捨てちゃっていいよ」

まいさんが「亡くなった時に、何か残して貰いたいモノはある?」とつとむくんに尋ねたときのセリフ。潔い。

「遺品整理は故人の身近にいた人の心の整理でもあるんだ」

まいさんが、祖母の遺品整理に疲れてしまった母の姿を見て、そして、つとむくんが亡くなった後のことを想像しての一言。

「わたしのウチには、なんにもない。」を観終えての感想

素晴らしく良いドラマでした。今はモノや情報が多く溢れている時代です。

その中でモノとの付き合い方を見直すことはかなり有意義なことだと僕は感じていますね。

このドラマを観ると不思議と片づけがしたくなってくるんですよねぇ……。

生活のために必要なモノと、生活を豊かにするためのモノ

この2つのバランスを適度に保ち、自分のお気に入りのモノを見つけていくことにこそ、人生を豊かにするヒントが隠されているのかもしれません。

なにはともあれ、「わたしのウチには、なんにもない。」を通して多くのこと勉強でき、大切なことを再認識することができました。圧倒的感謝。


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