無駄な待ち時間の7つの過ごし方!待ってる間を有効活用する方法とは

当たり前のことですが、時間は有限です。

なんとなくSNSを見ている3分と、読書をしている3分、そして、カップラーメンが出来上がるまでの3分。

これらは同じ3分ですが、その中身が違います。「時間の濃さ」が違うんですよね。

お金を出したり、行動を変えたりすることで時間を間接的に節約することはできますが、基本的には時間はすべての人間に対して「平等に」与えられています。

他人の時間を何とも思っていないような遅刻魔たちには大いに反省していただくとして、ここでは、

「待ち時間が長く感じられる」
「なぜか人に待たされることが多い」
「生活の中で待っている時間が目立つ」
「待ち合わせ時間になっても友人、恋人が現れない」

とお悩みの方のために、「待っている時間をイライラせずに過ごす7つの方法」をまとめてみました。

「待ち時間に何するか」でイライラを軽減できる

たかが3分とはいえ、それが積み重なれば大きい時間になります。

「たった3分の時間の使い方が人生を左右する」といってもいいでしょう。

『あぁ、今日も無駄な1日だったなぁ』と振り返ることがどれだけ虚しいことか。

ただ、個人的には「人生には無駄も必要である」と考えています。

何を持って無駄と捉えるかは人によって違ってくると思いますが、無駄があるからこそ自由さを感じられ、また、『濃密な時間を過ごすことができた』と感じることができるのではないでしょうか。

つまり、無駄な時間があるからこそ、有益な時間の過ごし方ができたと感じられる、と。

なので、あまり「無駄な時間を過ごしてしまった」と深刻に考える必要はないのです。

一番良くないのは待っているときに感じる「ストレス」なので、イライラを解消することが先決です。

遅刻魔に言いたい

方法のまとめに入る前に、今ストレスを抱えている「待たされ紳士淑女」の皆様の心の声を代弁しておきましょう。

『人の時間を奪うな。』

これが今回、世に蔓延る「遅刻魔」、もしくは「妖怪・人待たせ」の方々にお伝えしたい、ただ一つのことです。

たとえ遅れてくる人の中では「たかが少しの時間」だったとしても、時間を無駄にするという行為はお互いにとって「大きな利益損失」です。まずはそのことをご理解いただきたい。

なぜそんなことのために、なぜそんな人のために、自分がイライラしなければならないのか?

そもそも、このイライラしている時間でさえもったいない。まさに無駄な時間です。

トラブル遭遇率120%絶望的遅刻魔

たとえば、大幅に遅刻をしてくる人がいたとしましょう。

一度や二度ならまだ許せますが、何度も繰り返されると嫌気がさしてきます。

その人が絶望的にトラブルに遭遇しやすいとか、精神的に超絶不安定であるとか、人によってさまざまな原因はあるとは思います。

しかし、だからといって人の時間を奪っていいことにはなりません。

もちろん、きちんとした言い分があるのであれば理解できるよう最大限の努力はしますし、これといった理由がなくとも謝罪の一言でもあれば多少納得がいくかもしれません。

ただ、『あなたが待つのは当然でしょう?』と言わんばかりの態度で来られると、さすがに『あれ? 何か違わないか?』と思ってしまいます。王族か何かなのでしょうか。

「時間の価値」は人それぞれ違う

たとえ15分間の時間だとしても、人によって価値はさまざまです。

SNSのチェックの時間に使う時間か、メール返信のための時間か、ブログを書く時間か、公共料金の支払いのための時間か、はたまた何でもない時間なのか。

つまり、某アニメのタイトルをもじって言うと、「あの人の時間の価値を僕達はまだ知らない」わけです。

待たせた人の5分は、待たされた人のとてつもない労力と努力によって削られた大切な時間だったのかもしれません。

しかし、まあ時間に縛られっぱなしの生活というのも息苦しいものです。

自分が決めた時間は守りましょう。誰かと約束して決めたのなら、きちんとその時間を守りましょう。それが道理ってもんです。

無駄な待ち時間にできる7つのこと

病院で診察を待つ時間、電車を待っている時間、人を待っている時間、etcetc——。

生活の中で「待ち時間」は確実に出てくるものですし、どうしてもイライラしてしまいがちです。

そこで、イライラせずに待ち時間を過ごす方法を7つほど考えてみました。

①小さなToDoを考えておく

前もって「少しの時間にすること」を決めておくといいでしょう。

たとえば、「◯◯についてスマホを使って調べる」とか、「メールチェックの時間にする」とか、「スケジュール確認の時間にする」とか。

イライラしてしまう原因は「何もせずに待っている」という自覚があることが大きいです。

「何もしない=無駄な時間=イライラ」という方程式が成り立ってしまっているわけですね。

やることをあらかじめ決めておくことで、小さな時間でも無駄にしないで済み、「待ち時間を有効活用できた」と感じられるはずですよ。

②妄想劇を繰り広げる

待っている間、イライラしてしまいそう。

そんなときは「妄想の世界」に意識を委ねましょう。妄想の世界はなんでもありです。

現実世界で実行すれば牢屋にぶち込まれるようなことでも、妄想の世界ならば問題ありません。

あんなことや、こんなこと。すべてが許されます。

厨二病や、メンヘラ、多重人格、殺人鬼、ラノベの主人公などになりきる事ができます。

ただし、のめり込みすぎは「心を汚してしまう」ので注意が必要です。また、妄想が顔に出やすい人も気をつけてください。

思考は現実世界に影響を及ぼしますので、どうせ妄想するなら健全で素晴らしいものにしましょう。

まあ、「妄想は"健全ではないから"面白い」という意見は否定できませんけどね。

③瞑想(または自律訓練法)

ストレス軽減、心身のリラックス、思考の整理などをすることができるため、たった5分でもかなりスッキリします。

また、ハーバード大学の研究によると、8週間の瞑想で脳の灰白質かいはくしつが再構築される——つまり、脳が物理的に変化することがわかっています。

【瞑想のトータル時間別の効果】
合計3時間:主観的に集中力が増したと感じる
合計11時間:前頭葉の神経伝達がよくなる=自制心アップ
合計28時間(=平均27分/日を8週間):前頭葉が肥大化=自制心&決断力アップ

瞑想を行うことで得られるメリットはたくさんあります。

目を瞑り、ゆっくりと呼吸をし、何も考えない。数字を数えることだけに集中。

立っていても、座っていても、電車の中でも、駅のベンチでも、場所は選びません。

可能であれば静かなところが良いのでしょうが、基本的にはどこでもOKです。瞑想はかなりおすすめの方法ですよ。

【自律訓練法のやり方】瞑想との違いは?危険性はある?自律訓練法の効果まとめ

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④アニメや映画を観る

近年では、アニメも漫画も小説も映画も、どこにでも持ち歩ける時代になりました。

Kindle Fireタブレットを購入してからというもの、暇な時間を持て余さずに過ごすことができています。

僕は最近、もっぱら dアニメストア でアニメばかり見ています。

アニメ好きならdアニメストア一択ですが、「映画やドラマも観たい」という方は Amazonプライム・ビデオ も試してみましょう。

どちらも1ヶ月の無料期間トライアル実施中なので、この機会に比較、もしくは同時契約を検討することをおすすめしますよ。

⑤本を読む

待っている時間の過ごし方の定番である「読書」。ザ・時間の有効活用。キングオブ待ち時間。

頭も良さそうに見えるし、何より読書は楽しい。面白い。ラノベでも、官能小説でも、ホラー小説でも、グロ小説でも、本なら大丈夫。

待っている間こそ、知性に磨きをかけましょう。

「本を読むのは苦手だけど、読書をする意欲はある」という方にはオーディオブックがおすすめです。

オーディオブックは「ただ本を聴いて読むだけ」なので、スキマ時間を有効活用するにも、読書習慣を自然と身につけるためにも効果があります。

読書は両手と眼球を必要としますが、オーディオブックは耳がヒマしてるならできるので、「ながら読書」も可能なんですよね。

「待ち時間をどうにか価値あるものに還元したい」という方は、ぜひオーディオブックを試してみてください。僕は、audiobook.jpを愛用しています。

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月に1冊も本を読めないなら「オーディオブック」がおすすめ!本を聴くメリットと効果

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⑥ブログを書く(アウトプット)

ブログだけではなく、小説を書いても、新しい曲のフレーズを考えても、お笑いのネタを考えてもOK。

とにかく、クリエティブの思考に徹することが重要です。

漫画を読む、映画を見るといったインプットの作業ではなく、アウトプットの世界に入り浸る。

こうすることで、一見無駄と思えるような時間が一瞬でクリエイティブな時間に早変わりします。

とんでもない発想は、割とこういった何でもない時に閃くものです。

頭がごちゃごちゃしているのであれば、暇な時間を利用して、散らかっている脳の整理をしてみてもいいかもしれませんね。

また、何かを考えるときは——「優秀な人ほどノートを手書きで取っている」というデータもあるように——「手書きでのメモ」をおすすめします。

ニュートンやエジソン、ダヴィンチ、ピカソ、太宰治の著名人たちもメモ魔だったそうですからね。

頭の中がぐちゃぐちゃ!3ステップで思考を整理する方法

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⑦筋トレ(ドローイング)

ズバリ、暇な時間は腕立て伏せをしましょう。

しかし、電車内などこういった筋トレができない場合もあります。

というより、ほとんど出来ない場所でしょう。下手をすれば捕まります。

そこでおすすめなのが、「ドローイング」です。

やり方はかんたん。腹式呼吸をし、腹を凹ませた状態を30秒キープするだけ。

これで「体内筋肉インナーマッスル」を鍛えることができるのです。

いつでもどこでもできるのでおすすめですよ。地味な割に結構きついです。

もし人目を気にせず筋トレできる環境であれば、「自重を使ったトレーニング」がおすすめです。

僕は囚人が考案した自重中心のトレーニング法のまとめ本「プリズナートレーニング」を参考にして、日々の生活に筋トレを取り入れています。

いかにもキツそうなタイトルですが、腕立てや腹筋など、いわゆる「普通の筋トレメニュー」もあるので安心してください。

自分の筋肉レベルに合わせて「ちょうどいいトレーニング」を選べるので、この一冊を持っておくと筋トレ生活が大いにはかどること間違いなし。ちょっとお高めの価格設定ですが、おすすめの一冊です。

まとめ

今回は約束をしていた友人が3時間ほど遅刻してきたことをキッカケに、「待っている時間をイライラせずに過ごす方法」を考えてみました。

7つの方法

  • 小さなToDoを考えておく
  • 妄想劇を繰り広げる
  • 瞑想
  • アニメや映画を観る
  • 本を読む
  • ブログを書く(クリエイティビティ)
  • 筋トレ

すべてに共通する点としては、「自分のためになることをする」ということです。

"無駄な時間だ"と決めつける前に、少しでも自分の利益になるようなことが出来ないか探してみることをおすすめします。

「私は今、考える時間をもらったのだ」と、都合よく解釈してしまいましょう。「金のなる木を天がくれたのだ」と、ポジティブに捉えましょう。

ネガティブ思考やストレスは脳にも身体にも悪い影響を及ぼします。美肌の秘訣はノンストレスです。

まあ、一番良い方法としてはやっぱり「人を待たせない」ことでしょうけどね。

今回紹介した待ち時間の暇つぶし対策は、日々の生活においても習慣化できると効果を発揮するものばかりです。

読書や筋トレ、瞑想、アウトプットは、まず習慣にしておいて損はありません。

自分で習慣づけしたいものを選んで、ひとつずつ習慣化に挑戦してみてはいかがでしょうか。