スタンフォード大学教授が教える「眠気を一瞬で取る方法」のメモ書きです。
眠気を一瞬で取る方法
- 疲れていると感じたら、顔を上げて目線を天井に向ける。
- 無理のない範囲で、できるだけ目線を高く上げる。
- この状態を10〜15秒間キープする。
ソースは、以下のYouTube動画の56:32あたりから。日本語訳はおそらく、レノン | self-discipline (@lenon_up)によるもの。
The Science of Vision, Eye Health & Seeing Better - YouTube
目を上げてキープするだけで眠気が覚めるメカニズム
元の動画の説明によると、このメカニズムは、脳幹の覚醒システムと眼球運動──特に上方向への視線との関係によるものとされています。
ポイント
- 人間の視覚システムは、周囲の状況を認識するだけでなく、脳と体の覚醒レベルを調節する役割も担っている。
- 網膜には、メラノプシン網膜神経節細胞と呼ばれる特殊な細胞が存在し、これらは光の量と種類を感知して、概日リズム、気分、ホルモン、代謝、痛みの閾値などを調節している。
- これらの細胞は、視床下部の視交叉上核と呼ばれる体内時計に信号を送り、体の各細胞に時間帯を知らせる。
- また、メラノプシン網膜神経節細胞は、脳幹の青斑核と呼ばれる覚醒中枢とも繋がっており、目線を上げることで青斑核が活性化され、ノルアドレナリンという神経伝達物質が放出される。
- ノルアドレナリンは、脳全体の覚醒レベルを高める効果があり、注意や集中力を向上させる。
つまり、目を上げてキープすることで、視床下部と脳幹の覚醒システムが活性化され、ノルアドレナリンが放出されることで、眠気が覚めるというメカニズムです。
日常生活への応用
動画では、このメカニズムに基づいた、眠気を防ぎ、覚醒状態を維持するための具体的な方法も紹介されています。
- コンピューターの画面を目の高さか、それより少し上に配置する。
- あごを上げてテキスト入力や作業をする。
これらの方法を実践することで、眠気を防ぎ、より集中して作業や勉強に取り組むことができるでしょう。
重要な注意点
- 目を上げてキープすることが、全ての状況下で眠気を完全に解消することを保証するものではない。
- 眠気は、疲労、睡眠不足、ストレス、カフェインの摂取など、様々な要因によって引き起こされる。
- 慢性的な眠気や、日常生活に支障をきたすほどの強い眠気を感じている場合は、医療機関への相談が必要。
おすすめアイテムと参考元
ちなみに、以下のアイテムも眠気を覚まし、集中力を取り戻すのに役立ちます(メンタリストDaiGoがしょっちゅう鼻から吸い込んでいる謎のアイテムはこれ)。
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スタンフォード大学教授による
眠気を"一瞬"で取る方法①:顎を上げず天井を見る
②:10~15秒キープたったこれだけで眠気が取れる超画期的なライフハック pic.twitter.com/hktNMAo5OW
— レノン | self-discipline (@lenon_up) October 11, 2024