2021年4月にうつ病と診断され、同年7月にPTSDが発覚したブロガー(28)のお薬メモです。
今までに処方された抗うつ薬と睡眠薬、料金、副作用をまとめています。下に行くほど日付が前のものになります。
うつ病と闘っている方、薬の変更を考えている方、医療費が気になるという方の参考になれば幸いです。
※うつ病とPTSDという診断はあくまで「現在は」という括りなので、今後、異なる病気に分類される可能性はあります。
主な症状
あくまで僕個人が感じている症状です。端的に言えば、「悪夢がひどく、頭の回転が著しく落ちて、何事にも億劫」といった具合ですね。
療養6ヶ月目あたりから、症状の改善を実感できるほどには回復しました。
- 疲れやすい
- 集中力の低下
- 音や光に敏感
- 頭の回転が落ちた
- 死にたい(希死念慮)
- 過去の記憶が突然蘇る
- 気分の浮き沈みが激しい
- 3年ほど前から週3~4回の悪夢
- 連絡が返せない(LINEやSNSなど)
- 外に出たくない、人に会いたくない
- 寝る前の絶望感および不安、焦燥感
- 意欲の低下(仕事はもちろん、アニメやゲームなども)
処方された抗うつ薬&睡眠薬の詳細と料金および副作用メモ
PTSDの診断がプラスされたのは、2021年7月からです。
【療養11ヶ月目】2022.02-
減薬に挑戦してはいるものの、まだ気分や調子の波がややあります。悪夢こそ減りましたが、早朝覚醒の症状が出ているために睡眠薬を飲む日も週に2、3度あったり。
睡眠不足のせいか、睡眠薬(ゾルピデム)のせいか、日中、幾度となく軽い「目まい」に襲われることが急に多くなりました。次回の診察時まで症状が改善しないようなら、薬の切り替えなどの対処をするつもりです。
認知処理療法(CPT)のトレーニング
現在は「認知処理療法の自習トレーニング」をし、過去のトラウマとの折り合いをつけることで「認知のゆがみの矯正」を試みています。
早い段階で気持ちが楽になったことを実感しているので、この調子で続けていければいいですね。
ただ、認知処理療法は「トラウマを詳しく思い出す」ことが求められるので、しんどいと言えばかなりしんどい作業です。無理をせずに少しずつ気持ちの整理がしていければいいな、と思っています。
【療養10ヶ月目】2022.01-
- レクサプロ錠10mg 20錠
直近1週間は、眠剤を飲まずに夜、眠れることができています(中途覚醒は1、2度あるものの)。悪夢の頻度も減り、日中の活動もだいぶ整ってきました。
今月からは抗うつ薬のみの処方となり、次回の診察は2ヶ月後です。抗うつ薬に関しても、現在、毎日半錠ずつ服用している形なので、今後は「抗うつ薬を飲まない日」を作りながら、減薬と断薬に向けて調整していきます。
睡眠の質が向上した理由は?
うつ病の療養も兼ねて、「生活リズムを整えることを第一優先に考えていた」ことが睡眠の質向上に役立ったのだと思います。
朝日記、瞑想、散歩、昼寝は極力しない、寝る前はスマホとPCの利用を避ける、夜のストレッチ、眠くなってから床に入る、自律訓練法の実施、認知処理療法の自習──などの習慣が効果的でした。
2021年12月ごろからは、認知処理療法を自発的に学んで実践しています。主にトラウマ(PTSD)克服のためですが、じわじわと効果が出てきているように思いますね。
僕が使っている書籍は、カウンセラーの先生から薦められた「こころを癒すノート:トラウマの認知処理療法自習帳」です。「書く」を中心に、自分のトラウマと向き合う方法が論理的かつ分かりやすくまとめられています。
【職場復帰】寛解の診断書について
僕は自営業のため、特定の会社への職場復帰をする予定はないのですが、主治医の先生に「うつ病寛解の診断書を書いてもらえるか?」について訊いてきました。
診断書というのは、細かい条件などがあるわけではなく、完全に「主治医の判断」によるものです。真面目に病院に行き、診察をし、服薬し、治療に向けての自助努力ができており、症状が改善しているのであれば、問題なく診断書をもらえることができるはずです。
つまり、主治医の印象がそれほど悪くなければ、もしうつ病の症状が残っていたとしても「社会復帰して大丈夫だよ」という診断書はもらうことができるということですね。
薬の離脱症状について
抗うつ薬の減薬、および断薬をしていると、薬の離脱症状が現れることがあります。僕は主に「目まい」の症状が強く、ひどいときには5秒に1回のペースで目まいが起きていました。
立ち上がったり、階段を降りたり、散歩をしているときにも目まいは急にやってくるので、若干の身の危険も感じていました。
やはり、抗うつ薬は「少しずつ減らしていく」が鉄則です。急に飲まない日を作るのではなく、2錠から1錠、1錠から半錠、毎日半錠から2日に1回半錠──という風に、各フェイズ2~4週間ほどかけて、慎重にやっていくことが大切なのでしょう。
基本的には主治医の指示で飲むのですが、ある程度、うつ病の症状がよくなってくると、薬の服用は「個人の体調を見つつ、調整」という形になります。よって、自分の意思で薬を服用するか、しないか、どの程度服用するかが選択できます。
焦って薬を急に減らしたり、やめたりすると、僕のように薬の離脱症状が現れる危険性が増すので、減薬および断薬は計画を持って行ったほうがよいでしょう。
【療養9ヶ月目】2021.12-
- 【30日分】デエビゴ錠5mg(1錠)
- 【30日分】ゾルピデム酒石酸塩OD錠5mg「日医工」(マイスリー)(1錠)
- 【35日分】レクサプロ錠10mg(1錠)
先月と比べると、やや調子が悪くなってきているように感じますね。中途覚醒と早朝覚醒、不可思議な夢などの症状が増加傾向にあります。
「今日は調子がいいな」と思っても、急に心身の具合が崩れることもしばしば。うつ病をはじめとした精神疾患は「良くなったり、悪くなったり」を繰り返しながら徐々に改善されていくとのことなので、焦らずゆっくり療養に専念しようと思います。
体重がぐっと増えたことも大きな変化かもしれません。過去5年ほどは一日二食、もしくは一食の生活でも体重は53kg前後でした。しかし現在は一日二食にも関わらず5~6kg体重が増えて59kgです。
これまで良くも悪くも"どんなに食べても太らない体質"だったので、体重が増えたことは素直に驚きましたね。5~6kgというと大人のネコ一匹分ですから。とはいえ身長170cmに対してやっと平均体重と呼べるラインに到達できたので結果オーライかな、と。
「抗うつ薬を飲み続けると太る」という話は前から聞いていたものの、いざ身を以て体験すると『このままブクブク太り続けるんじゃないか』という恐怖を感じます。太りづらい抗うつ薬というのもあるようなので、このまま体重が増加し続けていったら薬の切り替えを検討するつもりです。
減薬開始
12月中旬から急に「眩しくて目を開けられない」という症状が出始めました。
主治医曰く『薬の副作用かもしれない』ということだったので、朝に飲む抗うつ薬(レクサプロ)と夜に飲む睡眠薬(ゾルピデム)の減量、断薬を開始しました。
ネットで調べてみると、睡眠薬の作用で「眼瞼けいれん」を引き起こしている可能性が高いことが判明。実際にゾルピデム(マイスリー)の服用を中断したところ、断薬3日目あたりから徐々に症状が改善していきました。
詳しくは「眩しくて目を開けているのが辛いのは薬のせいかも?断薬で症状が改善しました」で書いています。
眩しくて目を開けているのが辛いのは薬のせいかも?断薬で症状が改善しました
続きを見る
【療養8ヶ月目】2021.11-
- 【30日分】デエビゴ錠5mg(1錠)
- 【30日分】ゾルピデム酒石酸塩OD錠5mg「日医工」(マイスリー)(1錠)
- 【35日分】レクサプロ錠10mg(1錠)
先月との変更点は以下の通りです。
- デエビゴ1錠+ゾルピデム(マイスリー)→デエビゴ1錠+ゾルピデム(※眠れないときのみ)
精神的に安定してきたので、引き続き抗うつ薬の「レクサプロ」を継続しつつ、夜は睡眠導入剤の「デエビゴ」のみ──眠れないときは睡眠薬「ゾルピデム」と合わせて服用する形に落ち着きました。
散歩や日記、筋トレ、瞑想など、少しずつではあるものの生活の中でポジティブな行動が増えつつあるのはうれしいです。これまでのカウンセリング、および薬の調整のおかげかな、と思います。
ただし、この生活リズムをキープしつつ、あまり調子に乗らない──あくまで「回復傾向にある」というだけなので、油断せずにひとつずつ行動改善に努めていくつもりです。
欲を言えば、このまま社会復帰、自宅でもバリバリ仕事がこなせるまでになりたいですが、これも「徐々に」ですね。
今でもよく精神的に不安定になることはありますが、認知行動療法のコラム法を実践することでなんとか乗り切れています。
過去や未来、現在の悩みを解決するという点でも、自分の気持ちを文章にするというのはかなり効果がありますね。面倒な作業ですが、それにしてもメリットが多いのでこれからもできる限り続けていきたいです。
【療養7ヶ月目】2021.10-
- 【21日分】デエビゴ錠5mg(1錠)
- 【21日分】ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「明治」(マイスリー)(1錠)
- 【30日分】レクサプロ錠10mg(1錠)
先月との変更点は以下の通りです。
- デエビゴ2錠+ゾルピデム(マイスリー)→デエビゴ1錠+ゾルピデム(マイスリー)
- トリンテリックス1錠+レクサプロ1錠→レクサプロ1錠
睡眠の質と日中の精神状態がだんだんと回復傾向にあるので、抗うつ薬、睡眠導入剤ともに「減薬」です。変更点としてはデエビゴが1錠減ったのと、トリンテリックスがなくなったことですね。
まだ波はあるものの、心身の調子が良い日が平均して多くなってきています。以前はできなかった読書やゲーム、映画視聴などもかなりできるようになっており、思考力や集中力もだいぶ回復してきたように思います。
認知行動療法の効果も出てきたのか、悪夢の頻度も減って日中の活動も増えてきました。昼寝の時間はほとんどなくなり、朝散歩や瞑想、筋トレも少しずつではあるものの習慣化することができています。
睡眠サポートアプリや認知行動療法のアプリ、また、日中の活動を1時間ごとに記録する「生活行動メモ」の活用が功を奏しているのかもしれません。
まだ本調子とはいかないまでも、着実に症状は回復しつつあるので、このまま無理をせずに治療を続けていきたいと思います。
【療養6ヶ月目】2021.09-
- デエビゴ錠5mg(2錠)
- ゾルピデム酒石酸塩OD錠5mg「サワイ」(マイスリー)(1錠)
- トリンテリックス錠10mg(1錠)
- レクサプロ錠10mg(1錠)
先月との変更点としては、以下の通り。
- ベルソムラ1錠+ゾルピデム(マイスリー)→デエビゴ2錠+ゾルピデム(マイスリー)
- トリンテックス2錠→トリンテリックス1錠+レクサプロ1錠
過眠気味ということで、眠剤はベルソムラからデエビゴに変更です。まずはデエビゴ2錠で様子見し、寝すぎてしまうようであればデエビゴを1錠に減らして要観察、逆に減薬して眠れなければ「デエビゴ1錠+ゾルピデム1錠」という流れになりました。
続いて抗うつ薬ですが、希死念慮が強く出ているため、トリンテリックスより少々効き目の強いレクサプロに変更──ただし、一気に変えるのではなくだんだんと置き換えるため、この月は「トリンテリックス1錠+レクサプロ1錠」で様子見です。
また、レクサプロへの変更に伴い、心電図検査を実施(QT延長があると服用不可)。結果としては「完全右脚ブロック」という、不整脈の一種であることが判明しました。
命に関わることはなく、またレクサプロの服用についても問題はないのですが、自分がまさか不整脈だとは思わなかったです。特に深刻な病気だということもないようなので、ひとまずは安心しました。
心電図検査したら「完全右脚ブロック」とかいう1000人に3人しかいないレア心臓の不正脈マンだった。とりあえず命に関わることはないそうなので一安心。というか、うつ病で心電図とるとは思わなかったね。
— あめぎ@療養中 (@ameyohure) September 10, 2021
【療養5ヶ月目】2021.08-
- ベルソムラ錠20mg(1錠)
- トリンテリックス錠10mg(2錠)
- ゾルピデム酒石酸塩OD錠5mg「サワイ」(マイスリー)(1錠)
希死念慮の症状が時々現れ、辛い時期が続きます。特に午前中と就寝前がひどい。
薬が効きすぎているのか、過眠気味です。一日14~16時間ほどゴロゴロしていることがほとんど。
散歩や部屋の掃除をしただけでどっと疲れ、午後は1~2時間ほど昼寝をしてしまうというサイクルでした。
あと、ゾルピデム(マイスリー)は効果ばつぐん、効き目がすごく、スッと眠れるものの若干「夢遊病」に似た症状が出ていました。
ゾルピデムという睡眠導入剤、服用から就寝までの行動記憶が著しく曖昧になる ファンタスティックな副作用 がもれなく付いてくるので、相当なレヴェルで不眠に悩んでいる方でない限り服用はおすすめできない。
朝になってTLに知らない自分のツイートがある恐怖を感じたい方は別 #うつ病 #眠剤 #不眠— あめぎ@療養中 (@ameyohure) August 28, 2021
【療養4ヶ月目】2021.07-
- ベルソムラ錠20mg(1錠)
- トリンテリックス錠10mg(2錠)
「だいぶ元気になってきたね」と医者から言われるようになった時期です。
自分でも元気になってきているという感覚はあるものの、やはり日によって体調・気分の波が激しいですね。
焦らずじっくり、薬の飲み忘れに注意しながら、だんだんと日中の活動を増やしていくつもりです。
うつ病とPTSDのカウンセリング(認知行動療法・認知処理療法)
2021.07-
7月はカウンセリングが2回ありました。ここで「もしかしたらPTSDかも?」ということが分かりました。
いわゆるトラウマ、心的外傷後ストレス障害ですね。過去の体験の何かしらがトラウマとなって現在も悪夢を見せたりしているのだろう、と。
トラウマからうつ病に発展するケースはとても多いようで、おそらく僕もこのパターンなのでしょう。
ちなみにカウンセリングは保険が効く場合、効かない場合があります。治療方法や場所によって料金は異なるので一概には言えません。
【療養3ヶ月目】2021.06-
- ベルソムラ錠20mg(1錠)
- トリンテリックス錠10mg(2錠)
睡眠薬のベルソムラは寝る前1錠、抗うつ薬のトリンテリックスは朝食後に2錠(増量)。
デエビゴが自分には合っていなかったようなのでベルソムラに戻りました。睡眠の質はまだ悪いものの、これは日中の活動が少なすぎるのも原因かな、と。
悪夢の頻度はやや減少傾向、過眠気味だった睡眠時間も8時間ほどになりました。ただ、寝る時間がだんだんと遅れ、ひどいときは2時まで寝られない日もあったり。
このあたりから抗うつ薬がだんだん効いてきた感覚がありました。といっても週2~3日朝散歩できた、ぐらいですが。
自立支援医療制度について
月々の医療費が5,000円を超えたあたりで看護師さんに勧められたのが「自立支援医療制度」でした。
医療費の自己負担額が原則1割になる、という制度ですね。申請のためには市役所に書類を取りに行く必要があるので、そこだけしんどい。
書類を受け取ったあとは精神科ないしは心療内科の先生に「意見書」を書いてもらいます。書いてもらうまでだいたい2~3週間ぐらいかかる。
意見書は場所によって料金さまざまあるようですが、だいたい3,000-5,000円ぐらいです。
やっと自立支援医療受給者証が届いた。届くまでかかった期間は1ヶ月弱。最長3ヶ月ぐらいかかると聞いていたから、思ったよりも早かった印象だね。 https://t.co/xEH6LA0Vy9
— あめぎ@療養中 (@ameyohure) September 1, 2021
【療養2ヶ月目】2021.05-
- デエビゴ錠5mg(1錠)
- トリンテリックス錠10mg(1錠)
睡眠薬のデエビゴ錠は寝る前1錠、抗うつ薬のトリンテリックスは朝食後に1錠。
過眠+悪夢の傾向があったため、睡眠薬をベルソムラからデエビゴに変更しました。──しかし、この選択は結果的にミスだったようで。
睡眠時間は平均10~12時間とかなり過眠傾向になり、たまに昼寝も、悪夢の頻度も相変わらずでした。自分にはベルソムラのほうが合っているのかも。
抗うつ薬は変わらずトリンテリックスで安定しています。まだ「薬、効いてるな!」という感覚はないものの、副作用も少ないためこのまま続行中。
【療養1ヶ月目】2021.04-
- ベルソムラ錠20mg(1錠)
- トリンテリックス錠10mg(1錠)
睡眠薬のベルソムラは寝る前1錠、抗うつ薬のトリンテリックスは朝食後に1錠。
僕にはミルタザピンが合わず、副作用が多く出てしまったため「トリンテリックス」に、そして睡眠の分野は別途「ベルソムラ」で対応することになりました。
睡眠時間は9~10時間とやや過眠傾向、それに加えて1~2時間の昼寝をしてしまうことも。悪夢の頻度はやや現象傾向にあるかな、という印象でした。
このあたりから、週に1~2日は「あ、今日ちょっと元気だな」という日が出てきたように思います。
【療養1ヶ月目】2021.04-
- ミルタザピン錠15mg「明治」(1錠)
初診でうつ病と診断され、その日に処方された抗うつ薬です。寝る前1錠。
抗うつ薬を飲むのが初めてだったということもあり、とにかく副作用がひどかったですね。
一日を通してだるく、言葉は出てこない、会話もスムーズに行えない、歩くとふわふわする、などなど。
副作用に「眠気」があるので、僕の場合はミルタザピンが抗うつ薬兼睡眠薬代わりとして処方されていたようです。
──が、睡眠の質は変わらず、むしろ悪夢の頻度が増えた感覚さえありましたね。過眠傾向あり。睡眠時間は平均10時間ほど。
あと、めちゃくちゃ腹が減る。太るのや嫌な人はちょっと考えたほうがいいかもしれないお薬かも。
抗うつ薬を飲み始めて日が浅かったこともあり、抗うつ薬としての効果はあまり感じられない2週間でした。