メンタル

【法則】成果が出るまでやっぱり「3ヶ月から半年」はかかるという話

よく「勉強の成果が出るまでには3ヶ月から半年かかる」と言われています。

つまり、行動が成果として現れるまでには若干のライムラグが生じるということですね。

これは勉強だけに限らず、スポーツや楽器演奏、語学、習慣化など、さまざまな分野に対しても共通して言えそう。

【事例あり】3ヶ月サイクルの法則

僕の人生を振り返ってみても、やっぱり「3ヶ月から半年」というサイクルは何か特別な鍵になっていると感じます。

  • ギターやベース、ピアノがなんとなく弾けるようになるまでそれぞれ「3ヶ月」
  • 海外でツアー事業を「3ヶ月」で立ち上げ、軌道に乗り始めるまでさらに「3ヶ月」
  • 朝の散歩と瞑想を習慣化するまで「3ヶ月」かかり、完全に定着させるまでさらに「3ヶ月」
  • うつ病とPTSDの治療を始め、投薬やカウンセリングの効果が実感できるようになるまで「3ヶ月」
  • TOIEC200点でフィリピンのセブ島に語学留学し、英語がなんとなく話せるようになるまで「3ヶ月」
  • 新規でミニブログを「3ヶ月」かけて構築し、ブログアフィリエイト収入が出るまでさらに「3ヶ月」

TwitterやYouTube、InstagramなどのSNSの運用でも、やっぱり成果と呼べるものが現れるまで3ヶ月はかかっている気がします。

ゼロからスタートしても当てはまる法則

最近のケースだと「知識と経験ほぼゼロ、影響力をまったく持たない無名の状態から副業レベルにまで収益化を成功させた例」があります。

今までまったく挑戦したことがない領域での活動だったんですが、ここでもやっぱり「3ヶ月から半年サイクルの法則」が発動していました。

→知識や経験がそこそこ定着し、ある程度の成果物を出せるようになるまで「3ヶ月」
→SNSやWebサイトの運用など、自身のブランディングをはじめて周りに認知されるまで「3ヶ月」
→収益化を決心してから月1万を突破するまで「3ヶ月」かかり、月5万円を突破するまでさらに「3ヶ月」

もともとPTSDとうつ病の治療の一環としてはじめた趣味だったので、正直なところマネタイズは考えていませんでした。

それでも「あ、これお金になるかも」と思い始めてから実際に収益が発生するまではかなり早かったですね。

僕は活動分野ごとにキャラクターというか人格(アバター)を使い分けているんですが、上記の活動は「現在もっとも成果を生み出している領域」になります。

つまり、当ブログ『略してとりてみ』よりも、管理人である"あめぎ"よりも影響力を持っているということ。

ブログはかれこれ10年以上書いていますが、この結果を見るに「結局、重要なのは年数ではなく『とりあえずやってみる精神』なんだな」と強く感じますね。

「とりあえずやってみる精神」が最強のライフハックである3つの理由

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【メカニズム】3ヶ月サイクルの法則が有効な条件

一般的に「人体を構成する約60億もの細胞は、3ヶ月ですべて新しく置き換えられる」と言われています。

これが果たして『3ヶ月サイクルの法則』に関係しているのかは定かではありませんが、まず間違いなく「3ヶ月」という期間はひとつの区切り、ないしは成果を判断する重要なファクターとなるでしょう。

ただし、僕の活動を振り返ってみると、成果と呼べる最低限のラインに到達するまでには「ある条件」が必ず含まれていることが判明しました。

それは「自分の好きなこと、あるいは興味がある領域である」ということ。

何かを極めたいときは自分だけの「好き」を極める→人生の幸福度がアガる』という記事でも書いていますが、成果を出すためにはやっぱり「好き」を中心に置くことが一番。

もしかしたら「好き」は「愛」と言い換えてもいいかもしれない。「好きこそものの上手なれ」「努力は夢中に勝てない」とはよく言ったものです。

何かを極めたいときは自分だけの「好き」を極める→人生の幸福度がアガる

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3ヶ月サイクルは結果論でしかない

とはいえ、所詮『3ヶ月サイクルの法則』は結果論でしかありません。

あくまで「行動が成果に結びつくまでにはだいたい3ヶ月から半年はかかるらしい。最初はとりあえず結果が出なくても焦らず、じっくり取り組んでいこう」というススメなのです。

実際に僕自身も最初から「成果を得よう」と思って行動してきたわけじゃあないし、どちらかといえば、好きだから、あるいは強く興味を惹かれて行動してきただけに過ぎません。

スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で演説していたように「コネクティング・ザ・ドッツ(点と点をつなぐ)」こそが人生の醍醐味という気がします。

やる気やモチベーションなどというものはあってないようなもので、気合いと根性だけで物事を継続できるほど人間の頭は都合よく作られていません。

実際に行動を成果に結びつかせるまでには、ある種のお試し期間──つまり、3ヶ月のあいだ何も変化が現れないという試練に耐える必要があるということです。

逆に、3ヶ月すら継続できない場合は、自分がその行動に対してそれほど興味や関心がないか、世間や周囲の期待に応えようとした結果に得られた偽物の願望である可能性が高い。

「やる気もあって情熱もあるのに続かない」といった場合は、やり方や方法論が間違っているか、精神的な問題をかかえていることがほとんど。

どこかの実業家だかが言っていた言葉に『自分が好きでもないことをやって成功できるほど世の中は甘くはない』という趣旨のものがあったように記憶してますが、まさにそれ。

日本人は特に「努力=苦しくて辛いもの」というバイアスが強くかかっており、苦労をせずに成功を手にすることは悪だというドM的発想──思い込みがあるように感じます。じゃなきゃこんなに精神を病んでいる人間が多いはずがない。

まとめ

  • 成果が出るまでには「3ヶ月から半年」はかかると思っておいたほうがいい
  • 3ヶ月サイクルの法則の発動の条件は「自分の好きなこと、あるいは興味がある領域であること」
  • 行動につながらない理由は、世間や周囲からの影響によって作られた幻想の目標設定であることが多い
  • 『自分が好きでもないことをやって成功できるほど世の中は甘くはない』

3ヶ月しっかりと取り組めばある程度の成果が得られると思うので、何かやりたいことがある方は自分のペースでぜひチャレンジしてみてください。

何かをはじめることに「遅い」なんてことはないので。関連記事もどうぞ。

  • この記事を書いた人

あめぎ

宗教2世クソ生活15年→いじめ被害3年→歌舞伎町バンドマン→2年でブログ収益50万円→自転車日本一周の途中でセブ島留学→海外起業→アメリカ大陸横断→富士山登頂→うつ病と複雑性PTSDの療養→

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