月100円以下でスマホを運用できる?mineoからpovoに乗り換えた話

8年以上お世話になったmineoからpovoに乗り換えました。理由は、月100円以下でスマホを運用できるか実験したかったから。

mineoの運用方法

mineoは以下の運用をしていました。

  • 音声通話+データ通信(デュアルタイプ)
  • マイそく ライト(最大300kbps)プラン
  • 月額660円

これでも破格なのですが、povoならもっと先の世界が見れそうだったので、つい。

外でスマホをあまり使わない。データ通信もほとんどしない

そもそも僕は、外でスマホを使う機会がほとんどありません。ニュースやSNSも見なければ、ゲームもしない、情報収集は専ら紙の本、アイデアや考え事のメモはアナログのノート。

あまりに暇なときは映画やアニメを観ますが、それも前もってダウンロードしておくので、データ通信はまったくと言っていいほど使わないんですよね。仮に使うとすれば、電車の乗り換えアプリぐらいでしょうか。今は病気の療養中ということもありますが、仕事もWi-Fi環境のある自宅で99%完結しますし。

ここ数年はデジタルデトックスにも取り組んでいるので、スマホの使い方だけ見れば、もはや隠遁者、世捨て人、籠もり人です。悟りでも開くんか?

povoの運用方法を考える

povoの運用を考える上で、まずは特徴と180日間ルールについて見ていきます。

povo2.0の特徴

  • 基本料金0円:povo2.0は基本料金が0円で、必要な時に必要な分だけトッピングを購入することで利用できる。
  • トッピングの概念:トッピングとは、データ通信や通話オプションなどを追加購入する仕組みのこと。これにより、自分の利用状況に合わせて柔軟にプランをカスタマイズできる。

180日間ルール

  • トッピングの購入が必要:povo2.0を0円で運用するためには、180日以内に一度は有料トッピングを購入する必要がある。これを怠ると、利用停止や契約解除の対象となる。
  • 660円以上の課金でもOK:180日以内にトッピングを購入しなくても、通話料やSMS送信料が合計660円(税込)を超えていれば、利用停止や契約解除を回避できる。

要点のおさらい

  • 180日間ごとに有料トッピングを購入するか、通話料やSMS送信料で660円以上の課金を行うことで、利用停止や契約解除を回避できる。
  • このルールは180日ごとに適用されるため、年間で少なくとも2回の課金が必要となる

具体的な運用方法

  1. 初回トッピングの購入:契約時に初回トッピングを購入。
  2. 180日以内に再度トッピングを購入:330円の「データ使い放題(24時間)」など、安価なトッピングを購入することで、次の180日間を0円で運用できる。
  3. 通話やSMSで660円以上の課金:トッピングを購入しない場合でも、通話やSMS送信で660円以上の課金があれば、利用停止を回避できる。

330円のデータ使い放題(24時間)を180日ごとに購入すれば、限りなく安く──年660円、月55円(!)──運用できますね。ただ、これだと実質データ通信なしで使うことになりますし、何より、利用停止や契約解除が不安。

とはいえ、povo2.0では、180日以内にトッピングがない場合、利用停止や契約解除の前に通知メールが送られるそうです。

180日以内にトッピングがない場合「通知の流れ」

  1. 180日間トッピングなし:もし180日間トッピングを購入しない場合、povo2.0から「長期間トッピング未購入による利用停止予告」のメールが送られる。
  2. 利用停止予告メール:このメールには、トッピングを購入しないと利用停止になる旨が記載されている。具体的には、利用停止予定日が通知され、その日までにトッピングを購入するよう促される。
  3. 利用停止後の対応:利用停止後も、さらに30日間の猶予期間があり、その間にトッピングを購入すれば契約解除を回避できる。ただし、利用停止状態ではアプリからトッピングを購入できないため、サポートに連絡する必要がある。

具体的な通知例

  • 予告メールの内容:「2024年10月9日の時点で長期間トッピング未購入のため、このままトッピング購入がない場合10月20日より順次利用停止します」といった内容のメールが送られる。
  • 猶予期間:利用停止予告メールが送られてから10日以内にトッピングを購入しないと利用停止となり、その後30日以内にトッピングを購入しないと契約解除となる。

今取れる最高の戦略

僕が今取れる最高の戦略は、以下の流れになりそうです。上手く行けば、年430円、月35.8円で運用できます。

1.紹介特典でもらったデータボーナスをギリギリまで運用する

2.100円の1GB/7日間のトッピングを購入し、利用停止を回避

3.180日後、330円のデータ使い放題24時間を購入し、再び利用停止を回避

安全面を考慮した戦略

上記の方法だと──トッピングの有効期限以外は──完全にデータ通信なしで運用することになるため、場合によってはかえって高くつく可能性もあります。例えば、データ使い放題24時間を数回使う必要が出た場合など。

その点、1,260円の1GB/180日間のトッピング購入すれば、1GBのデータを確保しつつ、利用停止回避の保険をもかけることができます。仮にこの方法で運用しても、1,260円を年2回購入=2,520円、つまり、月210円で運用できるので十分に安いんですよね。

まとめ

とはいえ、当初の目的が「月100円以下でスマホ運用できるかの実験」なので、ひとまず利用停止の恐怖に怯えながら、できる限り安く運用していこうと思います。つまり、月36~55円で運用していきます。

そもそも、仮にデータ通信容量がなくなったとしても、まったくデータ通信できなくなるというわけではなく、制限通信速度が最大128kbpsに制限されるだけなようなので、安心ですね(安心ではない)。