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【体験談】うつ病の辛すぎる症状5つと日常生活の過ごし方に及ぼす影響

28歳でうつ病(+PTSD)と診断されたフリーランス──もといニート男性の体験談です。

前半ではざっくばらんに現在確認できている症状、後半はその中で特に辛い症状について話していきます。

あくまで僕個人の症状ですが、あまりに当てはまる項目が多い方はぜひ精神科または心療内科を受診してみてください。

思い過ごしであればそれはそれでよし、万一何らかの精神疾患だったとしても治療は早いほうがいいので。

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うつ病で感じる主な症状

僕の場合はここにプラスPTSD(心的外傷後ストレス障害)の影響が入っていると思われますが、まあPTSDとうつ病の症状については割とダブりが多いようです。

カウンセリングの結果、僕はどうやら「PTSDからうつ病に進行していったケース」に該当するみたい。

  • 疲れやすい
  • 集中力の低下
  • 音や光に敏感
  • 頭の回転が落ちた
  • 過去の記憶が突然蘇る
  • 気分の浮き沈みが激しい
  • 3年ほど前から週3~4回の悪夢
  • 連絡が返せない(LINEやSNSなど)
  • 外に出たくない、人に会いたくない
  • 寝る前の絶望感および不安、焦燥感
  • 意欲の低下(仕事はもちろん、アニメやゲームなども)

特に辛い症状5選

悪夢

夢の感覚が半日または一日を通して残っているような、強烈な悪夢が週3~4日のペースでコンスタントに続きます。

悪夢を見ることを恐れるあまり、寝付きが悪くなったり、中途覚醒が増えたり、早朝覚醒が起きたりなど、睡眠の質に悪影響が及んでいる模様。

まさに負の連鎖、終わりの見えないラットレース、悪質過ぎるマッチポンプ、どこまでくそったれなんだ、よろしいならば戦争だ

一通りの頃し方および頃され方は経験しました。昔は夢のコントロールができ、夢の内容を自在に操れる時代もありましたが、今となってはあるがまま、なすがまま。

ひたすら悪夢にサンドバッグ代わりとしてぶん殴られる日々、稀に一夜で約2週間分の時を過ごす「リアル精神と時の部屋ドリーム」が紛れ込みます。地獄です。

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寝る前の絶望感・不安感・焦燥感・罪悪感

まさに絶望の詰め合わせパック(徳用)ですたい。

日によって波はあるものの、寝る前になると決まって人生に絶望し、将来に対する不安、焦燥感に押しつぶされ、過去の過ちの罪悪感に苛まれ、宇宙を彷徨い、死について思いを馳せる──。

死にたい、のような希死念慮の感覚はまだないものの、身体全体にねっとりと「死」が絡みついている感覚といえばいいでしょうか。

おそらく人生で一度ぐらいは誰しも「うわ、死ぬッ!」という危険な場面に遭遇したことがあると思いますが、そのときの感覚がだらっと続く感じです。ええ、地獄です。

それが朝になると、まあ憂鬱ではあるものの「バナナでも喰うか」となるので、その気分の浮き沈みの激しさがまた罪悪感やら絶望感につながります。

集中力・決断力の欠如

端的に言えば、ものすごく頭が悪くなります。論理的に物事を考えられないと言うか、考えているのに、口が、身体が、手が、自分の言うことを聞いてくれない感覚です。

たとえば、二択の選択肢を与えられたとしても極度に返事が遅れる、本が読めない──というより文章を理解するまでにかなり時間がかかる、集中力が続かない、などですね。

健常者に比べてより頭をぐるぐる回転させないと通常の思考レベルにまで持っていけないので、めちゃくちゃ疲れます。ただでさえ疲れやすいのに。

去年は200冊読んでいた本も、うつ病を発症してからはマジで月に1冊も読めないレベルにまでアハァーン。

私は拒絶する

いわゆる意欲の低下、拭うことのできないべったりとした億劫感。

人に会いたくない、連絡を取りたくない、外に出たくない、仕事したくない。──むしろ、したくないというよりできない、と言ったほうが近いかもしれません。

理由はわかりませんが、とにかく外界との関係性をすべて無に帰したい欲がバリバリに出てきます。LINEや電話はもちろん、SNSやメールに至るまで、かなり返事に時間を要する──場合によっては1週間ないしは数ヶ月返信できないこともありますね。これけっこうしんどい。

抗うつ薬を飲み始めて2~3ヶ月ぐらいで割と対応できるようになってきました。うーん、薬つよい。

音と光が敵と化す

とにかく大きい音と強い光がダメになります。イライラするし、怖いし、びっくりするし、耐え難い苦痛となります。

ゆえに晴れのときほど気が滅入り、朝でもカーテンすら開けられないこともしばしば。

反面、雨が降ると「雨が降っているから外に出なくてもいいのだ」という免罪符を手に入れた気分になり、とても調子がよくなるのです。元より外に出ること自体あまりないのですが、ここは気分の問題。

日常生活に及ぼす影響

僕の場合、車の運転はできないし、バスや電車など公共交通機関に乗ることを考えただけでも億劫だし、そもそも人に会いたくないし、会話するのもしんどい、みたいな日がほとんどで。

薬を飲み始めてから幾分かは楽になったものの、まだまだ辛い日が一週間のうち5日を占める感じです。

うつ病になる前から夕飯は自分の担当なのですが、続けているのはそれぐらいで、好きだったアニメもゲームもその他の趣味も「できないことが増えた」というのが正直なところですね。

そう、うつ病になると「できないことが極端に増える」のです。前はできていたのに、なぜかできない、気分が乗らない──。これがまたしんどい。

少しずつ日記や散歩、生活リズムを整えようとしていくことで、いくらか気分の改善や症状の緩和につながることは間違いないので、元気のあるときはできるだけ日中の活動を増やすようには心がけてます。

まあブログ書けるぐらい元気なときは非常に稀ですが。一週間に1~2日あるかないかぐらいです。

まとめ

結論、うつ病は想像以上にしんどかった。

そもそも自分がうつ病であること自体がショックだし、またそれで友人や家族に気を遣わせているのも申し訳ないし、そもそもうつ病の症状に「すべての物事に関して悲観的に考えがち」みたいなものがあるので、闘病中に考えるネガティブなことの99%は病気のせいです。

うつ病といえども人によって症状はさまざまだと思うので、何かおかしいと感じたら心療内科を受診しましょう。たった数時間、数千円で心の負担が少しでも軽くなるなら行かない理由がない。プロに話聞いてもらうだけでも楽になります。


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  • この記事を書いた人

あめぎ

宗教2世クソ生活15年→いじめ被害3年→歌舞伎町バンドマン→2年でブログ収益50万円→自転車日本一周の途中でセブ島留学→海外起業→アメリカ大陸横断→富士山登頂→うつ病と複雑性PTSDの療養→|HSS型HSP|INFJ-T

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