【SNS断捨離】InstagramとTwitterのアカウントを消した3つの理由

おっと、そこのあなた。まるで「SNS、ホント面倒だわ~。SNS、正直やめたいっすわ~」みたいな顔してますね。

もしかしたら「SNS やめる」とか「SNS 面倒」とか「SNS 断捨離」なんていうキーワードでこのページに辿り着いたんじゃないでしょうか?

ぶっちゃけ、SNSって超絶面倒ですよね。カレーが焦げ付いた鍋を洗うときの2万倍ほどぐらいには面倒だし、しかるべき機関から「その汚れをつまようじで取ってください」などという通達が出されたときぐらい面倒です。

まあ、だからなんというか、SNS断ちしました。

今回は「SNSの投稿を闇に葬った3つの理由と感想」をまとめていきます。

※ちな、データを抹消したのは、リアル──個人名とか、顔面とか、近所の写真とか丸出しのほう──のアカウントです。

簡単なプロフィールとSNS使用歴

まずはじめに「僕」という人間について少しご紹介させてください。

SNSを使う上で、その人間の年齢や職業、友人関係、利用目的を知ることは「なにかのヒント」になるはずです。

  • 年齢:23歳(当時)
  • 性別:男
  • 血液型:AB型
  • 職業:ニート(フリーター歴は3年)
  • 使用中のSNS(リア垢):FaceBook、Instagram、Twitter
  • SNS使用歴:FaceBook(5年)、Instagram(4年)、Twitter(7年)
  • 友好関係:狭く、深く。狭いというか、単に友達が少ない
  • 性格:極度の人見知りだが、頑張れば複数人とのコミュニケーションが初見で可能。ただし以降3日間は行動不能状態に陥る。シンプル好き
  • 投稿の内容:インスタ、ツイッター共にクズの掃き溜めのような使い方。一切得のない呟き&写真を満足げにあげるのが趣味
  • 耐性:幸福自慢&自意識過剰&不幸自慢&メンヘラ&姫様&オラオラにはもうお腹いっぱい

ちなみに、FaceBookとTwitterは過去に一度アカウントを消しています。厳密にはFaceBook、Twitter共に2年ほどの使用歴ですね。

SNSの利用目的

バンド関連

  • 利用目的:バンドマン同士の連絡手段&情報収集、ファンとのコミュニケーション

僕はもともとバンドマンだった──計6年ほど──ので、主にバンド関連のためにSNSを運用していました。

いまになって考えてみれば「バンド界隈は横のつながりが大事だ」とか、「レーベルはTwitterのフォロワー数を見ている」とか、しょうもない情報に振り回されていましたね。

定期的にツイートを行うことでファンとのコミュニケーションをはかったり、バンドの活動を常にタイムラインに載せるように心がけてました。

新曲作りの様子やレコーディングの風景、自分たち主催のイベントの告知などが主で、その以外はいたって普通の生活風景のつぶやきです。

タイムラインはバンドマンのポエムとか、「テレビ or ラジオ出まーす」などの報告とか、有名なアーティストさんとの仲良さげな2ショットとか、そんなんばっか。バンドマンの頃は嫉妬しちゃって大変でした。

バンド関連では、InstagramとTwitterのアカウントをそれぞれ持ってましたね。

友人や知り合いとのコミュニケーション

お互いに環境や職業が変わったとしても、大事な友人とはどこかでつながっていたいもの。

相手のいまの環境であったり、思っていることや感じていること、そういったことを知れるというのは非常にうれしいものであります。

たとえそれがただの自慢のような話だったとしても、どうでもいい人たちに比べれば天と地の差ですね。

どのWebサービスをどう断捨離したのか?

断捨離したものは次の通りです。

Twitter関連

  1. これまでのツイートすべての消去(黒歴史クリーナー使用)
  2. SNS上だけつながりのある人、実際に会ったことない人のリムーブ
  3. ミュート or ブロックしていた人のリムーブ
  4. こじらせているバンドマン諸君の記憶的、記録的抹消

200人ぐらいフォロー外しました。

この1ヵ月後ぐらいに『中途半端に残しているぐらいなら、ないほうがマシだな』と思ってアカウントごと消去しました。

人間関係を整理した、といえば聞こえは悪いかもしれませんが、近いものはあるかと思います。どうしても連絡を取りたい場合は、直接LINEするか、知ってる人に聞けばいいだけですし。

Instagram

  1. これまでの投稿写真すべての消去(手動)
  2. Instagramでしか息をしていなさそうな人のフォロー解除

一枚、一枚削除。非常に面倒な作業であったであります。

こちらは現在、リアルとネット世界が混同したカオスな空間になっています。

むしろ、僕がブログを書いていることは身バレで周知の事実になってしまったので今更隠すこともないかな、と。

まあでもこちらのアカウントも後に削除しました。

Facebook

  1. これまでの投稿内容すべての消去(手動)
  2. 検索エンジンからの検索を避けるように設定
  3. 友人への追加可能範囲を狭めた

Facobookは仕事関係だったり、学生時代の知り合いだったりとつながっているので、一応保険としてアカウントは残してあります。

ただ、自分の名前以外の情報はまったくなく、ほとんど稼働していません。

SNSのアカウントを闇に葬った3つの理由

必要性がなくなった

これまではバンド関連でどうしてもSNSを使わなくてはならない状況でしたが、バンドを脱退した今、その必要性もなくなりました。

バンドマン同士の「ロックってこうでしょ問題」とか、「メジャーデビューしました!」とかの投稿にいちいち消耗する必要もなくなったわけです。

Instagramも見なくなったことで、余計な情報に振り回されることもなくなり、嫉妬なんかの感情も一気に落ち着きましたね。

これがSNS疲れってやつかな

以前、将来が不安な人へ。「闇金ウシジマくん」と『ビリギャル』を薦めたいでも書いたんですけど、SNSで毎日行われている「私、こんなに幸せです」祭りがありますよね。

別にSNSで幸せアピールをしている人たちを否定するつもりはありません。むしろ、仲の良い人の楽しそうな姿を見るのは大好きです。見ているこっちまで幸せになりますし。

しかし、全力で私幸せですアピールを見ていると、なんだか考えてしまうんです。僕は本当に幸せなのだろうか、と。

目に見える形での幸せを追い求めすぎていて、本当の幸せを見失っているのではないか、と。

もちろん、承認欲求はだれしもにあって、だれしも人から素敵に思われたくて、褒めてもらいたくて、自分という人間をよく見てもらいたいものです。

でも、それが行き過ぎるとどうにも空幸せに思えてならないんですよね。

収入もそこまでバカみたいな差はないだろうし、あったとしても、だれだって悩みや不安はあるだろうし、失恋だってするだろうし。生活レベルだって人間そんなに変わらないはず。

それなのにSNSではだれもが幸せで、リアルが充実していて、心が満たされていて、だれかから愛されている──。

別に悪いことじゃない。むしろ、幸せなら全然いい。なのに、どこか、空虚。

一言でいうと「そういうの疲れた」ということですね。うん、面倒になった。

投稿する内容がなくなった

えっと、なんていうんですかね。こうしてブログを書くようになってからSNSで吐き出さなくてよくなったというか、いい意味で自分を飾らなくて済むようになったというか。

ブログでいいたいことぜんぶいっちゃってるので、リアル垢のほうの必要性がなくなってきたんですね。

もともとゴミ屑の掃き溜めだった場所なので、いわずもがな「闇オーラ」で包まれているんですよ。元が根暗マンだから。

まあ、ぶっちゃけ「本当に充実している人はSNSに投稿する暇もない」という説の信者なので、逆にSNSから離れることでリア充チャージしてやろうという魂胆です。

まとめと感想

SNSアカウントを断捨離した理由をざざっとまとめます。

  1. バンドをやめて更新する必要がなくなった
  2. 「私幸せですアピール」にはもうお腹いっぱい
  3. いいたいことはブログで発散してるのでSNSは別にいらん
  4. なんとなくつながっていた人との関係を断ち切りたかった

SNSアカウントを消してから特に変わったことはありませんね。強いていえば、心なしか気持ちがスッキリしているぐらいでしょうか。

友人から「どうしたの?」みたいな連絡もない──ちょっと寂しいけど──ですし、各方面からの弊害もなさそうです。

必要があればLINEなり、僕の番号に直接連絡してくるでしょう。むしろ、連絡先を知らない人は多分この先SNSでつながっていても連絡取ることはないでしょうし。

メールアドレスも格安SIMに切り替えた時にだれにも教えてないですしね。

男の僕でさえSNS疲れや面倒さを感じているぐらいですから、現役高校生、ましてや女の子なんてのは特に面倒なんでしょうね。そういうSNSでのつながり。

面倒になってきた、やめたい、と思ったときがSNSの捨て時です。

とはいえ、アカウントを消したあとに「後悔した!」なんて経験もあるので、まずはフォロワーと投稿内容の整理からはじめてみてはいかがでしょう。

それが面倒であればいっそのこと消してしまったほうが楽ですよ。ホント超スッキリするから。飛ぶぞ。