【罪悪感】風邪で「仕事を休む」と決めたときの過ごし方

風邪を引いて家で休んでいるとき、ふと罪悪感を感じたことはありませんか?

もしかしたら、「ネガティブな感情が頭をぐるぐる回っていて、休んでいるはずなのに全然休めていない」という方もいるかもしれません。

いったいどうしたら罪悪感を持たずにきちんと休むことができるのでしょうか?

今回は、何かと体調不良を起こしがちな僕が「風邪で学校や仕事を休んでいるときの快適な過ごし方」をまとめてみました。

休むと罪悪感を感じる人の特徴

休んでいるときに「罪悪感」を感じてしまう人は、もしかしたらこんな性格の持ち主なのではないでしょうか?

  • 几帳面
  • 完璧主義
  • 仕事が丁寧
  • 周りの変化に敏感
  • 人目を気にしやすい

これらの特徴はマイナスの要素ではありません。性格は良い面と悪い面、表裏一体となっているものなので、一見マイナスの要素に見えても、見方を変えればプラスに転じさせることができます。

つまり、休むことに罪悪感を感じてしまう人は、細かい気遣いができ、仕事が丁寧で、ちょっとばかり完璧主義な傾向にあるというだけのことです。

これはとても大事なことなので、まずはこのことを覚えておいてくださいね。

罪悪感を感じたときに知っておくべき3つのこと

風邪のときはどうしても悲観的になりがちなので、少なからず罪悪感や焦燥感、不安感を感じてしまうことはあります。

「風邪で休むことも仕事のうちだから、罪悪感を感じる必要はないのだ」と自分に言い聞かせて納得できればいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。

体調を崩しているときは物事をあまり論理的に捉えることができないかとも思うので、ここでは簡単に、「罪悪感を感じたときに知っておくべき3つのこと」だけをお伝えします。

  1. 自己犠牲の精神は美徳ではない
  2. 「体調は誰でも崩す」ということを思い出す
  3. 自分でコントロールできる課題にのみ集中する

自己犠牲の精神は美徳ではない

「みんなに迷惑をかけてしまって申し訳ない」
「自分は自己管理ができていないダメ人間だ」
「他の人はがんばっているのに、自分だけ休んでいていいのだろうか」

風邪を引いて休んでいる人の中には、こうした思いから「罪悪感」を感じている方もいるかもしれません。

しかし、一人が風邪を引いたという些細なことだけで仕事が回らなかったり、他人に大きな負担をかけることにつながったりしてしまうのは、決してあなたのせいではありません。

確かに、風邪を引いてしまったことは事実ですが、どんなに自己管理に気を付けていても体調を崩すときは崩しますし、そもそも、たった一人の人間が休んだぐらいで揺らぐような「欠陥だらけのシステム」を平然と見過ごしている「管理体制自体に問題がある」のです。

罪悪感の正体は恐怖心である

日本はどこか、お互いに監視し合うことで社会が成り立っているような節があり、自分の損失を顧みずに他者の利益を図る行動——いわゆる「自己犠牲の精神」が美徳とされることについて、まったく理解できないわけではありません。

しかし、純粋な善意からの利他的行動が「美徳」であっても、少なくとも「自分がどう見られるか怖い」という恐怖心からもたらされている利他的な行動が「美徳」だとは僕は思えないのです。

迷惑をかけてしまった自分がどう見られるかが怖い、自己管理ができていない人間だと見られるのが怖い、自分だけがサボっていると思われるのが怖い——。

ひょっとすると、自分が「罪悪感」と思っていたものは、他人から下される自分の評価——つまり、自身の立場を危ぶむ「恐怖心」なのではないでしょうか?

もしそうであれば、あなたは罪悪感なぞ感じる必要はありません。「他人の評価が怖い」というのは、人間として当たり前の感情です。

同じように、たとえ強い不安感や焦燥感を感じていたとしても、それは風邪のせいで「負の感情」が少しばかり大きく、恐ろしい姿に見えてしまっているだけなのです。

風邪のときぐらい、他人に迷惑をかけてもいいじゃありませんか。それでも「やっぱり怖い」というのであれば、それは社会のせいであって、あなたが罪の意識を感じる必要は微塵もないのです。

「体調は誰でも崩す」ということを思い出す

覚えておいてほしいのは、体調は誰でも崩すということ、そして、体調を崩せば誰しも悲観的になるということです。

風邪とネガティブな感情とはふたつでひとつ、言うなれば、おまけ付きお菓子のようなものなので、切っても切れない関係にあります。まずはそのことを頭に入れておきましょう。

無性に悲観的になってしまうのは他でもない、「風邪のせい」です。「風邪を引いてしまったあなたのせい」ではなく、「風邪自体のせい」なのです。間違っても、その本質から外れた事柄で思い悩んではいけません。

たとえば、自分の負の側面だけにフォーカスして物事を判断したり、他人の気持ちを勝手に解釈して嫌な気分になったり──こういったことは「本質から外れている事柄」です。思いっきり外れています。

どのぐらい外れているかと言うと、おやつに「たい焼き」か「あんまん」のどちらかを食べるか決めかねていることと、たった今、急に雨が降ってきて新品のスーツがずぶ濡れになってしまったことを結びつけて考える、ぐらいの外れっぷりです。

風邪は風邪、それ以外のことはそれ以外のこと、です。そこに関連性はありません。安心してください。

自分でコントロールできる課題にのみ集中する

風邪のときに限ったことではありませんが、辛いときこそ特に「自分でコントロールできる課題」にのみ集中しましょう。

自分でコントロールができない課題──たとえば、他人の気持ちとか、評価とか、仕事の進捗状況とか──は自分でどうしようもすることはできません。

もしかすると、間接的には何らかの影響を与えることができるかもしれませんが、それでも他人の感情を完全にコントロールすることは、あなたが神でない限り、不可能です。

「風邪でふわふわした頭」でどんなに物事を論理的に考えようとしても、限界があります。それならば、今の頭で考えられることの中から「もっとも効率的かつ自分のコントロール下にある課題」に全パワーを割いたほうがいいですよね。

風邪で「仕事を休む」と決めたときの過ごし方

ここまででだいぶ「罪悪感」は和らいだのではないかと思います。肝心の「風邪で休んでいるときの過ごし方」ですが、ポイントは以下の3つです。

  1. とにかく寝る
  2. とにかく水分補給
  3. とにかく体を冷やさないようにする

まず、寝ることが基本です。食欲があるなら少しでも何か食べて、十分に水分補給をし、薬を飲んで寝るだけです。

食欲がないなら、食欲が湧くまで寝る。汗をかいたら体が冷えないようにタオルで汗を拭うか、こまめに着替える。起き上がれないほど辛いなら、とりあえず病院に行けるだけの体力が生まれるまで寝る。

基本的なことばかりですが、精神面の問題さえクリアできれば、あとは「どう効率的に体を休めるか?」という課題に全集中することができます

風邪でとにかく暇すぎる場合の「暇つぶし」

暇を感じるほどにまで体力が回復してきたら、もう「ゴール」は近いです。本来であれば、気持ちや体力に多少の余裕が出てきても、目を瞑って安静にしていたほうがいいでしょう。

それでも暇すぎて辛いというのであれば、「横になりながらできる暇つぶし」を考えてみるといいかもしれません。

僕の「風邪のときの暇つぶし」は、もっぱら「読書」と「映画・アニメ・ドラマ鑑賞」ですね。操作が必要となるゲームは体への負担が大きいので、あまりおすすめはしません。

Kindleなどを使って電子書籍を読むでもいいですし、 Amazonプライム・ビデオ で映画やアニメを観るでもいいと思います。僕はアニメ好きなので、風邪のときには dアニメストア にかなりお世話になっています。

どちらのサービスも無料トライアル中に解約すれば料金は一切かかりませんので、この機会にお試ししてみてはいかがでしょうか?

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